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書籍『完本 哲学への回帰』(梅原猛氏との共著)が発刊

稲盛と哲学者である故・梅原猛氏との共著『完本 哲学への回帰』(PHP研究所)が発刊されました。
稲盛は1990年代半ばから21世紀にかけて、現代文明のあり方を巡って、梅原氏と継続的に対論を行い、『哲学への回帰』(1995年9月発刊)、『新しい哲学を語る』(2003年1月発刊)、『人類を救う哲学』(2009年1月発刊)の3冊の書籍を上梓してきました。今回、PHP研究所にて3冊の内容を再構成し、新たに1冊の「完本」として世に問うことになりました。
これら3冊の過去の対論において、著者は「地球環境問題の解決」「正しい倫理観に基づく資本主義」「働く意義の再構築」「日本人の道徳心の復興」など、現代もなお解決に至っていない人類共通の課題に対して、処方箋を提示してきました。
ぜひ、本書を通じて、経営者と哲学者が探求し続けた「人類の新しい文明観」について、共に考えを巡らせる機会としていただければ幸いです。