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稲盛ライブラリーこの逸品「京セラ精神」

200713-2

今日の逸品は、3階に展示されている稲盛自筆の「京セラ精神」の原稿です。
1967年(昭和42年)、34歳の稲盛が社長就任後初の経営方針発表にあたり「京セラに集う者はかくあるべし」という考えを草稿としてまとめたものです。当時の京セラは創業8年目、中小企業から中堅企業への脱皮を宣言した年でもありました。稲盛は経営方針の中で従来の手法や慣習の見直しを課題に挙げる一方で、「この京セラ精神だけは、中堅企業になろうと、大企業になろうと、我々が忘れることなく、よりますます身に付けていかなければならない」と、その重要性を述べています。

「京セラフィロソフィ」の原点とも言われる「京セラ精神」。その本文がこちらです。

京セラは世界的視野に立って世界の京セラへ前進する
京セラは開拓者であらねばならぬ。人がやらない人がさけて通る所をやり、通るものなり
京セラは独創を重んじ、個性を生かし、人の模倣をせず独自の技術を確立し、もって
世界のCeramic maker の Technical leadership を取るものなり
我々は科学する心をもった科学者であり、合理性と人間性とを兼備した人であること
創造は仕事に徹し、行き詰まった時に一切物事にとらわれないで、謙虚な心境の時に生まれるものなり
京セラマンは自ら進んで苦難に飛び込む勇気を持たねばならぬ
京セラマンは謙虚を身上とすべし
京セラマンは情熱の人、感激の人であらねばならぬ
京セラマンは仕事に徹し、その結果、仕事に喜びと楽しみを見出し、誇りを持つものなり、仕事が楽しみになれば、責任は自然に果たせる(完遂できる)
京セラマンは苦難から逃げてはならぬ、卑怯は恥と知れ
京セラマンは人一倍苦労し、人並みのことができると思え、苦なくして栄光を望むな
京セラマンは為せば成る、為さねば成らぬ何事も、断じて行えば鬼神もこれを避く
京セラマンは意志のある所、道は開く
仕事の結果=意志(熱意)×能力×考え方で表される

(後略)

200713-1

写真
1枚目:3階に展示されている「京セラ精神」原稿
2枚目:1967年(昭和42年)西ノ京原町の京都セラミック社長室にて