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ハンバーガーの思い出

7月20日は、日本にマクドナルド1号店ができたことを記念して、「ハンバーガーの日」と制定されています。今日は「ハンバーガー」で思い出すエピソードをご紹介します。
稲盛とハンバーガーとの出会いはそれほど古い話ではなく、1990年代も終わりの頃でした。初めてチーズバーガーを食べたときに稲盛はそのおいしさに「こんなにおいしいものが世の中にあるなんて知らなかった」と衝撃を受け、機会を見つけてはチーズバーガーを味わっていました。
出張で空港に向かう道すがら、運転手と秘書の3人でマクドナルドへ立ち寄り、一人2個ずつチーズバーガーを注文する。また、出版の打ち合わせが長引いて昼を過ぎてしまったときには、稲盛自ら「お昼を一緒に食べませんか?おいしいものがあるんですよ、チーズバーガー!」と持ちかけ、ここでも一人2個ずつのチーズバーガーにコーラという昼食になったこともありました。
おそらく、その場にいた誰もがマクドナルドのハンバーガーを口にしたことはあったでしょう。しかし、自分がよいと思ったものは周りの人たちに勧めて、みんなで楽しみたいという性分の稲盛。純粋な気持ちで「おいしいなあ。おいしいでしょう」と言う稲盛に、みんなが「そうですね」と応じつつチーズバーガーを頬ばったという、ほほ笑ましいエピソードです。
その後はチーズバーガーからビッグマックへと徐々に大きなハンバーガーを好むようになり、海外出張の折も稲盛はたびたび訪れた国のハンバーガーを味わっていました。
写真:2015年 ハワイでの昼食にハンバーガーを選んだ稲盛