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新刊書籍『稲盛和夫、かく語りき』

7月26日に、稲盛の新しい書籍が発刊されました。
この本は、1970年代から2010年代まで雑誌「日経ビジネス」「日経トップリーダー」に掲載されたインタビューや対談19本を再編したものです。
バブル崩壊、リーマンショックなどさまざまな経済変動が日本企業を取り巻いたこの半世紀において、稲盛は一貫して人としてどうあるべきか、また、リーダーや社員の人間性の大切さを説いてきました。これらの発言を時系列に読み進めることで、稲盛の思想が時代とともにどのように他の経営者、そして社会から受け入れられてきたか、その軌跡を垣間見ることができます。
世界が大きく変わりつつある今だからこそ、半世紀前より稲盛が説き続けてきた、人としてどうあるべきかという哲学の普遍性が改めて世に問われているのではないでしょうか。
(目次)
◆1970年代
・素人こそ技術開発の担い手
◆1980年代
・魂の声に従い、価値観の大転換を
◆1990年代
・トップの意志と人格が社員動かす 世界に媚びたら国際化できない
・資本主義の根底に倫理あり 良きことから利潤が生まれる
・企業の価値を静的に見るな ベンチャー創出は進歩の指標
◆2000年代
・理念と闘争心を持て
・大将自ら馬に乗って、「我に続け」と進んでいけ
・貪欲社会からの解脱。心のブレーキを踏め
・哲学なき企業は去るのみ
・自分の分身がどうしても欲しかった。
アメーバ経営は人を育てる
・経営者の本質は社会のために身を捧げること
エゴに走った経営者が会社をつぶし晩節を汚す
◆対談
・不況に耐え、次の一手を
稲盛和夫氏[京セラ創業者] × 馬雲(ジャック・マー)氏[アリババ創業者]
◆2010年代
・中小企業のおっさんが、弱音を吐いてどうします
・説き、訓じて心を1つに
・逆境に手を合わせなさい
・岩をも通す信念を持て
・心の中に思い描いた通りの人生になる
・なんまん、なんまん、ありがとう。
・世俗的な成功と人間的な成功