Facebookアーカイブ
新刊書籍『稲盛和夫一日一言』

10月15日に、稲盛の珠玉の名言を集めた『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)が発刊されました。
この本は、致知出版社と稲盛ライブラリー(当時は経営研究部)が共同で厳選した366の言葉を元にしており、企画構想から10年の歳月を経て刊行される語録集の決定版ともいうべき一書です。 収録されている言葉の出典には、稲盛の膨大な著作のみならず、これまで一般には公開されてこなかった講演やスピーチの内容なども含まれており、稲盛の思想・哲学のエッセンスをコンパクトに学ぶことができます。また、短い金言の数々からは、あたかもすぐ傍で稲盛が熱を込めて話しているかのような臨場感が伝わってくるはずです。
刊行にあたり、稲盛は「まえがき」において、「エネルギー転移の書」としての本書の意義について、次のように述べています。
「全身全霊を込め、あたかも魂をほとばしらせるがごとく話すことを、私は常としてきた。若い頃から、目標を立て追求していくにあたり、将来の姿、具体的な展開、さらには社会的な意義までを考え尽くし、それを幹部や部下が腹落ちするまで、徹底して話すように努めてきたのである。相手が納得するまで話しきると、くたくたに疲れてしまう。まるで話すことによって、私のエネルギーが相手にすべて送り込まれ、自分が抜け殻になってしまったかのようであった。このことを私は『エネルギーを転移する』と呼んでいる。
本書は、私から読者諸兄へのエネルギー転移の書である。私の『一言』が、読者の皆様の魂に届き、その人生や経営を、さらに豊かで実り多いものにすることに役立つなら、著者として望外の幸せである。 令和三年九月吉日」
https://www.chichi.co.jp/specials/202109_inamori/
致知出版社『稲盛和夫一日一言』特設サイト