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稲盛とハリウッド映画

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毎月1日は多くの映画館で「映画の日」。稲盛とハリウッド・・・そこには意外な関係がありました。それは、稲盛が理想のリーダーとする幌馬車隊長を描いた「駅馬車」? あるいは稲盛が敬愛する西郷隆盛をモデルにした「ラストサムライ」? 違います。何と、現代ハリウッドを代表する女優アンジェリーナ・ジョリーの父親である、ジョン・ヴォイト氏が稲盛の大ファンなのです。

ヴォイト氏はアカデミー賞を1979年に受賞した名俳優ですが、彼は稲盛の著作『生き方』の英語版に感動し、2008年10月、東京国際映画祭の審査委員長として来日した際、稲盛との面会を強く望み、京セラ八重洲事業所において実現しました。
ヴォイト氏が、ヨガ体験を通じ、自身の生き方を反省し、信頼、愛など人間の善き側面を「映画の世界、ストーリーの中に込めて、人々にメッセージを送りたい」と述べるのに対し、稲盛は「人の魂を浄化し、見終わった後に感動を受け、自分の人生もそういう方向に進めたい、と思うような作品にしてほしい」と答えるなど話は弾み、ついには、稲盛はヴォイト氏をソウルメイトと呼んでいます。

その後も、ヴォイト氏来日時に食事をともにしたり、稲盛の米国サンディエゴ出張時に再会するなど、親交を深めています。魂の交流は、「The End」ではなく、国境、職業の違いを超えて続いていきました。

写真: ヴォイト氏とのツーショット
(2008年 京セラ八重洲事業所)