誰しも恵まれた人生、幸運な人生をおくりたいと考えている。だが、いい人生というのは天から降ってくるものではなく、自分の心を磨くことによって得られるものだ。だからまずは、美しい心になるように日々努力することが大切だ。そして、心を磨くにあたって基本になるのが「勤勉」だ。仏教ではこれを「精進」と呼ぶが、それは仕事に限らず、何か一つのことに没頭したり、打ち込むことだ。 (出典:『徳と正義』PHP研究所 P192)