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長渕剛氏と稲盛をつなぐ赤く燃え上がる桜島の絵

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日本を代表するシンガー・ソングライターとして不動の人気を誇る長渕剛氏と稲盛は、鹿児島県の同郷という縁から親交を深めてきました。音楽と経営、すむ世界の異なる者どうしのつながりを「意外」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし2003年、桜島のように熱い心を持つふたりは出会い意気投合したのでした。

当時、稲盛の著書を通じて「同じ鹿児島に偉大な人がいる」と感銘を受けた長渕氏の「ぜひ会ってみたい」という思いから、京セラ本社での面会が実現しました。そのときの稲盛の印象については、長渕氏が出演したラジオ番組で「本物が持つ知的なものの裏側の、とてつもない心の大きさというもの、優しさというものを感じました」と語られています。それから、食事の機会も度々持つようになり、2004年には、稲盛は長渕氏の桜島オールナイトライブへ京セラ役員たちを連れての現地参加、長渕氏は京セラ製携帯電話のCMへの出演が話題となりました。

現在、ホテル京セラ(鹿児島県霧島市)の1階エレベーターホールには、長渕氏直筆の絵が飾られています。これは2003年に寄贈いただいたもので、縦60cm横幅240センチという迫力ある大きさで、赤く燃え熱気に満ちた桜島が描かれ、翌年に開催を控えた桜島オールナイトコンサートに挑む長渕氏の決意メッセージが力強く綴られています。

鹿児島という同郷を愛する思いが、音楽と経営というそれぞれのステージで熱く魂を燃やし続けるふたりをつなげたのです。ホテル京セラにお越しの際には、ぜひ赤く燃え上がる桜島をご覧いただき、その思いに触れてみてはいかがでしょう。

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