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シリーズ「稲盛和夫の著書」 第12回『稲盛和夫 一日一言』
「稲盛の言葉に毎日触れていたい」という読者の声に応え、2021年に刊行。以来、版を重ね、翌年には「読者が選ぶビジネス書グランプリ」政治・経済部門賞をいただいています。
本書は、もともと稲盛ライブラリーと致知出版社の共同研究プロジェクト(2009年頃)から生まれたものです。稲盛ライブラリーが持つ稲盛の発言記録と、致知出版社が有する「一日一言」編集ノウハウを融合させることで、稲盛が日々語りかけてくれるような発言録となっています。
この共同研究成果(原稿案)を稲盛に報告するにあたり、プロジェクト参加の女性社員が、製本が趣味のお母さんにお願いして、見本本(みほんぼん)に美麗な装丁を施してくれました。写真は、秘書室忘年会で、それを稲盛に手渡すときのものです。稲盛はいたく喜ぶとともに、しばらく執務室の机上に置いていました。
稲盛本人はもちろん、制作関係者の思いがこもった本書に触れてみてはいかがでしょう。

写真
1枚目:『一日一言』書影
2枚目:『一日一言』の元となった手製の本を手にする稲盛(2010年12月20日忘年会にて)