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稲盛ライブラリーのある一日「生徒さんの見学」

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稲盛ライブラリーには、毎年2万人以上の来館があります。

多くは経営者や会社員の方たちですが、小中高の生徒さんや、大学生の訪問もあります。

訪問の目的は、修学旅行、課外学習の一環が多く、先日は「京都の人口減少」について調べる中学生のグループが、「京都を知るには京都に密接な企業のことを知りたいと」と訪問されました。

来館者にはまず稲盛の人となりを知っていただくビデオをご覧いただき、その後稲盛が手掛けた事業、思想(フィロソフィ)、社会活動の順でご案内しますが、小中学校の生徒さんには、若干変更し、特別にアクティブラーニングをしていただきます。

アクティブラーニングとは「生徒が能動的に考え、学習する教育法のこと」です。

ライブラリー3Fに展示された京セラフィロソフィの中から一番好きな項目を選び、何故その項目を選んだかを一人ひとり一人発表していただきます。元気のいい子、ちょっと引っ込み思案で声の小さい子、ぶっきらぼうに話す

子などいろいろなタイプの学生さんがいらっしゃいますが、どの子も自分なりに選んだ項目を自分の言葉で発表してくれます。その様子に担任の先生からも、「自分のクラスの子どもたちが、こんなにしっかり発言できるなんて」と驚きの言葉をいただいたりもします。

生徒さんには、今すぐに理解できないことも多いかもしれませんが、この訪問をいつか何かの機会に思い出し、この時京セラフィロフィに接したことが力となり人生に影響をもたらしてくれることを願いながら、今日も私たちは案内をしています。

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