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第5回稲盛和夫研究会シンポジウム開催のご報告

去る2025年10月11日(土)、京セラ株式会社 本社20階にて、第5回稲盛和夫研究会シンポジウムが開催されました。
今回のテーマは「稲盛和夫の直筆手帳とオーラルヒストリーから迫る京セラ創業期の人物像」。
稲盛ライブラリーが保存、収集している貴重な資料として、稲盛が京セラ創業直前から 13 年間にわたり書き留めた「直筆手帳」(備忘録)と、京セラ急成長期を稲盛とともに駆け抜けた人物たちの「口述記録」(オーラルヒストリー)があります。これらの個人資料(エゴ・ドキュメント)がもつ歴史的意味を探究するとともに、そこから読み解かれる京セラ発展の原動力に迫る研究報告が行われました。
ゲストスピーカーとして、ジャーナリストでありノンフィクション作家でもある、専修大学文学部教授 武田徹先生に登壇いただきました。ご自身の著書である『井深大 生活に革命を』(ミネルヴァ書房 2018)や『神と人と言葉と 評伝・立花隆』(中央公論新社 2024)を例に挙げ、歴史学にもとづいた資料収集と仮説形成、検証について語られました。
当日は、会場とオンライン合わせて約320名のお申し込みをいただき、ご参加の方からは「オーラルヒストリーから歴史を整理するという手法が、想像以上に豊かな情報をもたらしてくれることに改めて驚きました」「直筆手帳の学術的意義を理解するとともに、そこから読み取れる企業経営における考え、その日の関心事を知り、経営において何が大切なのかを考えさせられる大変よい機会となりました」などの感想が寄せられ、学術的に意義深いシンポジウムとなりました。
このシンポジウムでの講演内容は、2026年5月発刊予定の紀要「稲盛和夫研究」第5号に掲載されます。
写真
1枚目:梅崎先生の講演風景
2枚目:研究内容を丁寧に語る沢井先生
3枚目:シンポジウムを締めくくるパネルディスカッション

