プリント配線板・基板

プリント配線板の種類

プリント配線板とは

プリント配線板とは

プリント配線板とは、電気絶縁性の材料の板に、導電性材料で導体パターンを形成した部品で、コンデンサや半導体などの部品を実装して利用されます。
プリント配線板は電子機器には必ず使用されている部品で、私たちの身の回りの家電から最先端の情報通信機器まで幅広く使用されています。

プリント配線板の役割

  1. 搭載された電子部品同士を回路で繋ぐ
  2. 配線の高密度化により電子機器の小型化に貢献
  3. 複数部品の集積による高機能化の実現

プリント配線板の種類

プリント配線板の種類
リジッドプリント配線板
リジッドプリント配線板

「リジッドプリント配線板」は、ガラスや紙にエポキシ樹脂などを含浸させたものがベースとなった硬い性質のプリント基板です。
この基板は、通常、ガラスエポキシ樹脂やフェノール樹脂などの剛性のある素材で作られています。導体層と絶縁層が交互に積層され、配線が導通する構造を持っています。これにより、信号の伝達や電力供給が行われます。リジッドプリント配線板は一般に信頼性が高く、高い機械強度を持つため、産業用途や高性能な電子機器で広く使用されています。

フレキシブルプリント配線板
フレキシブルプリント配線板

フレキシブルプリント配線板は、曲げや屈曲に適応できる柔軟な素材で構成された電子回路基板です。この柔軟性により、狭いスペースや複雑な形状に適した設計が可能です。
フレキシブルプリント配線板は、曲面デバイスや可動部品が組み込まれる場面で有用です。例えば、スマートフォンやウェアラブルデバイスなどが挙げられます。また、軽量でありながら信頼性が高いため、航空宇宙、医療機器、自動車などの産業分野でも広く利用されています。柔軟性によって配線が屈曲に追従でき、耐久性があります。この特性は、振動や温度変化が激しい環境下での使用にも適しています。

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