寄稿・対談

寄稿・対談

雑誌・新聞等に掲載された稲盛の主な寄稿・対談を紹介します。
※タイトル及び小見出し、対談者の役職等は掲載時のままとなっています。

知己 6月号
「対談 "新創業"への条件」/塚本能交(ワコール副社長)
新しい"創業"が成功するために大切なことは事業アイデアじゃない。"必死"になれることだ。/企業にも慣性の法則がある。何もしなくても、既存のエネルギーでどうにか動いていく。しかし.../もし、企業という車が止まろうとしたときに......私達は車を下りて押すことができるのか。/新事業を決断するときは一瞬しかない。その前に必ずこう自問する「私心なかりしか?」/経営者の哲学は、その人の独自性があればあるほど若者に理解されにくい。普遍性がなくては。/仲間のだれよりもすばらしい夢を描いていて、毎日、情熱を込めて語りかけるのがリーダーの姿だ。/偉大なことは最初からできるものではない。地味な努力の、一歩一歩のつみ重ねからできるものだ。/新事業の決断は一瞬でも、その情熱は持続し、社員全体に伝わり、燃え立たせるものでなくてはなりませんね。/人間はムチとアメでこき使えるものでは絶対にない。しかし夢を語り、夢を共有し、仕事と人生に目的を持てばおのずと一生懸命になれるものです。
あけぼの 1月号
「連載第43回  日本人の生活とキリスト教 ボケーッとすることへのすすめ」/遠藤周作
先端企業とトランスパーソナル/細胞にも意識がある?/科学・技術における客観と主観/偶然性と宇宙意識の波動/宇宙意識の波動と同調するために
流通ビジネス 1月号
「トップは常に己れの心に照らして物事を判断せよ!」/船井幸雄(株式会社船井総研社長)
京セラの創業者オーナーとしてカリスマ性を発揮し、また第二電電を発足させ、一方では心の世界とビジネスを結びつけようと新たな意識の目覚めを説く稲盛氏の経営哲学とは.../サービス産業として電気通信事業を見る/市外電話で地方とのパイプ役を演じる/自分の心に聞いて正しい判断をする/企業の見えざる部分を非常に重視する
週刊ダイヤモンド 2月7日号
「対談 文化の国際交流こそ21世紀 日本の歩む道」/塚本幸一(ワコール社長)
THIS IS  1988年1月号
日米技術開発競争の光と影 "一国優位"の維持に使うな/外国企業も参加、共同で
失われた物づくり精神/セラミックを"こねる"/作る喜び失った米産業人/高度な技術にはプロ精神/私のセラミック開発体験/アメリカと同じ傾向が....../理屈でゴルフは上達しない/摩擦ふやす国の手出し/対外政策は40年が節目/日本が手を差し伸べても/事業に闘志、才覚だけでは/諭吉の描く企業人の理想像/残っているベンチャー精神/NTTと新電電の関係/まずルールをつくってから
京都新聞
「座談会 京都賞 21世紀の人間と科学」/岡本道雄(神戸市立中央市民病院長・科学技術会議議員)、福井謙一(基礎化学研究所所長・ノーベル化学賞受賞者)、司会:高橋三郎(京都新聞取締役編集局長)
人間との調和へ/技術の制御必要/現状と問題/基礎科学改善へ 岡本氏/抽象苦手の日本 稲盛氏/伝統と風土/突出人間評価を 福井氏/教育制度に疑問 高橋氏/進歩と点検/歯止めの役割を 岡本氏/ソフト面の必要性 福井氏/京都賞へ期待/地球号の哲学を 稲盛氏/人間側に問題性 高橋氏
日刊工業新聞
「鼎談 90年代の企業経営」/川上哲郎(住友電気工業社長)、村田純一(村田機械社長)
技術予測/イノベーションでも様変わり 稲盛氏/インベンションが課題 川上氏/製造業の役割/メーカーにロマンを 村田氏/理工系離れは過渡的現象?/研究開発体制/拠点、機能の分散化 人的資源、国際交流を推進/グローバル化/良い企業市民に 川上氏/フィロソフィーを明確に 稲盛氏/日本的経営/終身雇用は不変 勤務体系はかなり変化
産経新聞
「対談 新しい通信時代を担う」/ブライアン・トンプソン(米MCIコミュニケーションズ・コーポレーション副社長)
日米"第二電電"トップ大いに語る/真の自由競争のために 稲盛氏/規制緩和の前から参入 トンプソン氏/小所帯でもコスト削減 稲盛氏/技術・制度面でも努力 トンプソン氏/まず全国に回線を 稲盛氏/ファックスに人気 トンプソン氏
グラフかごしま 4
「鼎談 活火県、鹿児島/21世紀へ、翔ぶが如く」/小山内美江子(脚本家)、土屋佳照(鹿児島県知事)
今も脈打つ、維新エナジー/先見、進取、実行の県民性/未来は、南から明ける
Voice 平成2年5月号第149号
精神革命と経営理念/共産主義の崩壊から日本人はいま何を学ぶべきか?
精神性の否定が体制の崩壊を招く/資本主義社会にも破綻の兆しが/民衆の力が再確認される時代/中央集権的官僚組織の否定/巨大化、独占化のもたらす弊害/地球環境問題への関心が高まる/世界史のなかで
Voice 平成3年1月号第157号
自由貿易体制と世界連邦/人類の繁栄と平和に資する私の"夢"を聞いてほしい
燃え上がる摩擦の火種/GATT体制は摩擦を解決しない/調節手法Ⅰ――管理貿易的手法/調節手法Ⅱ――出超国の積極的買い付け/調節手法Ⅲ――国際分業/調節手法Ⅳ――産業移民/通貨統合し、世界連邦を構築せよ 
エコノミスト 1月15日号
「新春産業人対談 『モノづくりこそ日本経済の根幹だ』 産業衰退の潮流にいま、経営者がなすべきことは?」/鈴木永二(三菱化成会長)、司会:図師三郎(「エコノミスト」編集部)
いま警告すべき必要が/流れくい止める努力を/時間軸をずらしたい/真の豊かな生活とは/男よ家庭に戻れ/もっとPRすべき/私が描くリーダー像/四人の人間が住む/果たして経済は一流か/日本は官主導型国家
日本経済新聞
「丁々発止Debate ベンチャー精神どこへ」/城山三郎(作家)
画一的な教育改めよ/鬼才つぶさぬ組織に/リスク嫌う人増加 稲盛/減点主義にも原因 城山/人の組み合わせ重要 城山/成功の後ワンマンに 稲盛/一人だけの時間持て 城山/自分なりの生き方を 稲盛
CREŌ 第3巻第2号通巻9号
「巻頭対談 いかに生き、何をよりどころに働くのか 宗教に通じる経営の心」/山田恵諦(比叡山天台座主)
生きる生かされる/楽しみの創造/大きい欲/一遇を照らす/心をどこへおくか
実業之日本 5月号
「巻頭対談 日本は"死に至る病"にかかっている!」/堺屋太一
新規事業進出を決断させたもの/拡販に戦国時代の"むしろ旗戦法"/日本ではリーダーシップはつぶされる/立派な組織が死に至る三道程/「試験は易しい問題から解く」風潮/人道的立場の難民援助はダメ
プレジデント 1991年5月号
「アメリカは特許を新たなバッシングの材料に。応用技術重視型でわが国は生き残れるか 「技術立国日本」が選択すべき道」/唐津一(東海大学教授)、瀧野秀雄(弁理士会会長)
日本に独創性はあるか/「物真似」恥じるべからず/基礎科学の分野に手を出すべきか/強まるアメリカの締めつけ/「ソフト化社会」の誤謬を解く/「3K」を発明したやつは国賊だ!/ものづくりの知恵が日本を支える
サンサーラ 7月号
「特別闘論 自民党二大分裂が日本を変える」/大前研一(マッキンゼー・ジャパン会長)
リーダーが10年君臨すればよい/生活者の政党をつくれ/日本が「愛されない理由」/経済相互依存による安全保障/税金が「日本人の心」を抑制する/教育ママの政府と乳離れしない国民/過去に縛られず「日本人改造論」を進めよ
産業経済新聞社
「92「正論大賞」対談 意志決断できぬ日本」/堺屋太一(作家)
文化崩壊すれば体制も/もはや機能しない官僚体制/遷都できぬなら「新都」を
創立10周年記念誌 新工芸創作研究会 1981~1991
「対談 21世紀の京都工芸産業への期待」/荒巻禎一(京都府知事)
新しいものを世間に認めてもらうには、良いだけでは通らない/京都という町の伝統工芸は常にその時代の先端産業でもあった/革新というのは、素人がする/新和風分野という形を開拓しよう/販路拡大への初期投資を惜しむな/顕彰事業が励みになる/クラフトマンシップは今後脚光を浴びる
WEDGE 3月号
「WEDGE FORUM 私見高見⑪ 理念と哲学のある外交を」/早房長治(朝日新聞編集委員)
縦割り行政の功罪/テーマが出たら官民合同のチームで/政治家は大臣にしないと決めるべき/広い視野からの国際貢献論を