講演

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(社)日本青年会議所 第32回北海道地区会員大会講演
「創造に生きる」
本講話は、1983年9月4日、「(社)日本青年会議所 第32回北海道地区会員大会」にて「創造に生きる」と題して行われたものです。全従業員が共鳴できる共通の価値観に根ざした経営理念を確立することが重要であり、きれいな心で、人一倍熱意を燃やして取り組みさえすれば物事は必ず成功すると説いています。また、創造とは哲学の領域であるとして、自分の仕事に全身全霊を打ち込んでいく中でひらめくインスピレーションによって生まれると締めくくっています。
第9回トランスパーソナル国際会議講演
「科学技術と人間性」
本講話は1985年4月28日「第9回トランスパーソナル国際会議」での講演です。 技術開発の成功には科学技術の知識だけでなく、人間の心や精神のあり方が大きく影響することについて説いています。
船井総合研究所第35回経営戦略セミナー講演
「意識と経営」
本講話は、1986年7月24日、「船井総合研究所第35回経営戦略セミナー」において「意識と経営」と題して行われたものです。企業経営にとって大切なのは、人材や技術、財務といった目に見える部分よりも目に見えない部分の社風、またそのベースとなる経営者、トップの意識であり、「人間として何が正しいのか」という原理原則に基づいた判断ができるよう、経営者、トップは日々心を高め続けなければならないと説いています。
京都商工会議所中小企業振興月間記念講演会
「経営雑感」
本講話は、1987年10月27日、「京都商工会議所 中小企業振興月間記念講演」において「経営雑感」と題して行われたものです。経営とは時代がどのように変化しようとも本質は変わらない。また、経営者として闘志、努力、才覚とともに、これらを動かしていく「人格」を高めることが大切であり、自分が商いをする相手、そのビジネスに関わる人たちみんなが喜び、ハッピーにならなければほんとうの事業ではないと説いています。
盛和塾福岡
「逆境下の経営」
本講話は1993年3月12日に開催された盛和塾「福岡」例会で行われたものです。戦後最大と思われる今回の不況は長引くと予想し、厳しい状況が続くことへの覚悟を促しています。そのうえで経営者自身が「何がなんでも」という強い意志を持ち、社員と一丸となって経費を抑える努力を重ねれば、不況はさらなる発展への絶好の機会になると説いています。
盛和塾三重
「入魂の経営」
本講話は、1993年4月8日、「盛和塾 三重開塾式」にて「入魂の経営」と題して行われたものです。自らの経験をもとに、いい考え方をもつことが人生を好転させると述べるとともに、企業経営においても経営者が立派な考え方をもち、心を高めて、相手も善くなるようにという利他の心に徹すれば、すばらしい展開を遂げていくと説いています。
盛和塾熊本開塾式
「存在と使命」
本講話は、1994年4月5日、「存在と使命」と題して行われたものです。経営者は従業員が共有できる価値観に裏打ちされた会社経営の意義、使命を確立することが重要だと述べ、才能を私物化せず、自分の存在を謙虚に見つめることが大切だと説いています。
盛和塾宮崎開塾式
「経営者の判断基準」
本講話は、経営者の人間性が高まらない限り、本当の意味で社員を率いていくことはできないこと、また、福沢諭吉の教えをもとに、「人間として正しいこと、道徳に基づいた判断基準をもつこと」の重要性が説かれている。