ニュースリリース

2020年

2020年03月25日

光学部品メーカー 昭和オプトロニクス株式会社を子会社化

2020年03月25日

ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

(更新日)2020年06月30日

京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、本日3月25日に、日本電気株式会社(以下NEC、社長:新野 隆)との間で、NEC子会社の光学部品メーカーである昭和オプトロニクス株式会社(本社:東京都世田谷区、社長:土川(ひじかわ) 稔)について、NECが保有する同社の93.53%分の株式全てを譲り受ける株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたします。
昭和オプトロニクスは、株式譲渡が完了した後、本年6月1日より、京セラの子会社「京セラ昭和オプトロニクス株式会社」として、京セラグループにて事業を開始する予定です。

(2020年6月30日追記)​
昭和オプトロニクス株式会社は、予定通り2020年6月1日に京セラグループにて事業を開始しました。なお、社名については、リリース時の予定から変更され、2020年9月30日までは現在の社名「昭和オプトロニクス株式会社」で事業を行い、2020年10月1日に新社名「京セラSOC株式会社」に変更する予定です。


■背景・目的
京セラは、1983年に開始した光学部品事業において、多品種材料を用いた小径から大径まで幅広いレンズの高い製造技術を有しており、車載用途やOA機器用途のレンズから、FA(ファクトリーオートメーション)機器や医療機器向けの光学ユニットに至るまで、多岐にわたる分野に向けて製品を展開しています。
近年では、事業拡大に向けた取り組みを強化しており、2016年には、FA機器向けの大口径レンズや高精度レンズを手掛けるメレスグリオ株式会社(当時)を子会社化し、さらに現在、今後の需要増に対応するための増産投資も積極的に進めています。
一方の昭和オプトロニクスは、1954年の設立以来、超高精度レンズ研磨技術、高耐力・低損失の成膜技術、優れた安定性が特長のレーザー技術をコアとして、宇宙関連や、露光機等の半導体製造装置、DNA解析装置等の医療機器といった高付加価値市場に向けた事業を積極的に展開しています。
今回の子会社化により、京セラは、レーザー関連などの新市場に参入し事業領域を広げることとなります。今後、両社の技術融合によるシナジー効果と京セラがワールドワイドに保有する販売網および生産拠点の有効活用を通じた一層の事業拡大を図り、光学部品業界におけるトップメーカーを目指してまいります。

■昭和オプトロニクスの概要
会社名昭和オプトロニクス株式会社
代表者代表取締役社長 土川 稔
設立1954年(前身の昭和光機製造株式会社として設立)
所在地本社:東京都世田谷区
横浜事業所:神奈川県横浜市緑区
資本金50百万円
従業員数約230名

■昭和オプトロニクスの主な製品イメージ
写真:高精度大口径レンズ
高精度大口径レンズ
写真:固体レーザー
固体レーザー

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