寄稿・対談

1990年~

グラフかごしま 4
「鼎談 活火県、鹿児島/21世紀へ、翔ぶが如く」/小山内美江子(脚本家)、土屋佳照(鹿児島県知事)
今も脈打つ、維新エナジー/先見、進取、実行の県民性/未来は、南から明ける
Voice 平成2年5月号第149号
精神革命と経営理念/共産主義の崩壊から日本人はいま何を学ぶべきか?
精神性の否定が体制の崩壊を招く/資本主義社会にも破綻の兆しが/民衆の力が再確認される時代/中央集権的官僚組織の否定/巨大化、独占化のもたらす弊害/地球環境問題への関心が高まる/世界史のなかで
Voice 平成3年1月号第157号
自由貿易体制と世界連邦/人類の繁栄と平和に資する私の"夢"を聞いてほしい
燃え上がる摩擦の火種/GATT体制は摩擦を解決しない/調節手法Ⅰ――管理貿易的手法/調節手法Ⅱ――出超国の積極的買い付け/調節手法Ⅲ――国際分業/調節手法Ⅳ――産業移民/通貨統合し、世界連邦を構築せよ 
エコノミスト 1月15日号
「新春産業人対談 『モノづくりこそ日本経済の根幹だ』 産業衰退の潮流にいま、経営者がなすべきことは?」/鈴木永二(三菱化成会長)、司会:図師三郎(「エコノミスト」編集部)
いま警告すべき必要が/流れくい止める努力を/時間軸をずらしたい/真の豊かな生活とは/男よ家庭に戻れ/もっとPRすべき/私が描くリーダー像/四人の人間が住む/果たして経済は一流か/日本は官主導型国家
日本経済新聞
「丁々発止Debate ベンチャー精神どこへ」/城山三郎(作家)
画一的な教育改めよ/鬼才つぶさぬ組織に/リスク嫌う人増加 稲盛/減点主義にも原因 城山/人の組み合わせ重要 城山/成功の後ワンマンに 稲盛/一人だけの時間持て 城山/自分なりの生き方を 稲盛
CREŌ 第3巻第2号通巻9号
「巻頭対談 いかに生き、何をよりどころに働くのか 宗教に通じる経営の心」/山田恵諦(比叡山天台座主)
生きる生かされる/楽しみの創造/大きい欲/一遇を照らす/心をどこへおくか
実業之日本 5月号
「巻頭対談 日本は"死に至る病"にかかっている!」/堺屋太一
新規事業進出を決断させたもの/拡販に戦国時代の"むしろ旗戦法"/日本ではリーダーシップはつぶされる/立派な組織が死に至る三道程/「試験は易しい問題から解く」風潮/人道的立場の難民援助はダメ
プレジデント 1991年5月号
「アメリカは特許を新たなバッシングの材料に。応用技術重視型でわが国は生き残れるか 「技術立国日本」が選択すべき道」/唐津一(東海大学教授)、瀧野秀雄(弁理士会会長)
日本に独創性はあるか/「物真似」恥じるべからず/基礎科学の分野に手を出すべきか/強まるアメリカの締めつけ/「ソフト化社会」の誤謬を解く/「3K」を発明したやつは国賊だ!/ものづくりの知恵が日本を支える
サンサーラ 7月号
「特別闘論 自民党二大分裂が日本を変える」/大前研一(マッキンゼー・ジャパン会長)
リーダーが10年君臨すればよい/生活者の政党をつくれ/日本が「愛されない理由」/経済相互依存による安全保障/税金が「日本人の心」を抑制する/教育ママの政府と乳離れしない国民/過去に縛られず「日本人改造論」を進めよ
産業経済新聞社
「92「正論大賞」対談 意志決断できぬ日本」/堺屋太一(作家)
文化崩壊すれば体制も/もはや機能しない官僚体制/遷都できぬなら「新都」を
創立10周年記念誌 新工芸創作研究会 1981~1991
「対談 21世紀の京都工芸産業への期待」/荒巻禎一(京都府知事)
新しいものを世間に認めてもらうには、良いだけでは通らない/京都という町の伝統工芸は常にその時代の先端産業でもあった/革新というのは、素人がする/新和風分野という形を開拓しよう/販路拡大への初期投資を惜しむな/顕彰事業が励みになる/クラフトマンシップは今後脚光を浴びる
WEDGE 3月号
「WEDGE FORUM 私見高見⑪ 理念と哲学のある外交を」/早房長治(朝日新聞編集委員)
縦割り行政の功罪/テーマが出たら官民合同のチームで/政治家は大臣にしないと決めるべき/広い視野からの国際貢献論を
Voice 平成4年4月号第172号
日本的経営はどこへ行く/根絶やしの思想 共生の思想
世界と共生するには過当競争の体質を改めればよい/なぜ日本は批判されるか/日本の「自由」と欧米の「自由」/欧米社会に残る「森の思想」/「勝ち抜きの論理」はルール違反/怒濤の進出が世界市場を支配する/先住民の森を破壊してはならない/京都商法に学べ/新規参入企業に許されるシェアは三割
日本経済新聞
経済教室/企業人からの提言(上)/日本企業、模倣改め独創性を
共生、循環を原理に/自由競争に修正加える/努力に見合う利益を生まず/海外の市場のかく乱要因に/経営者自身の倫理観が必要
日刊工業新聞
「太陽電池特集 座談会 地球との共生の道求め――スタートする、やさしいエネルギー/太陽光発電のより早い実現、普及を目指して」/森信昭(通産省工業技術院研究開発官・サンシャイン計画推進本部)、濱川圭弘(大阪大学教授・工学博士)
エネルギー革命の予感 低コスト高効率がカギ/将来へのコスト論/住宅用など実用化を 技術移転で国際協力 稲盛氏/多結晶の伸び大/政策は技術開発が軸 税制面の補助も実施 森氏/視点を産業育成に/エネ技術提供国を目指せ 長期的視野で育成 濱川氏/来年度には12メガを/もっとPRを/ソフトエネルギー もっと使おう 産学官一体で推進
Voice 平成4年9月号第177号
「日本型経営の再点検 利他を忘れた資本主義 欧米ルールを見倣ってよいか/日本人のなかにある「共生の思想」を世界に主張せよ」/梅原猛(国際日本文化研究センター所長)
「共生」や「循環」が流行語になってしまった/資本主義の歴史は利己の肥大化であった/日本の経営はすでに「利他」を行なっている/狩猟・採集時代の原則に立ち返れ/利他の欲望が次の文明の起爆剤になるべきだ
コンコース 1993.1 No.177
「新春鼎談 日本の未来を考える」/入江隆則(明治大学教授)、司会:平原一雄(鉄道と未来をつくる会代表)
昔の人が驚く繁栄ぶり/世界のバランスを保つ/江戸時代から得る知恵/ゼロ成長、ゼロ賃上げ/使い捨てに大きな反省/日本は世界の素封家に/21世紀の人間像は
京都新聞
「新春対談 新たな1000年視界に英知とパワーで飛躍 建都1200年」/小松左京(作家)
利己から利他へ 稲盛氏/「足るを知る」が大切/宇宙から地球見た/今の文明、世界に問え 小松氏/不思議な千日回峰/木造でよく持たせた/精神文化の情報発信を 稲盛氏/町に元気出る? 小松氏/エネルギー足らない/地方の自主性疑問/全宗教、京で研究
THIS IS 読売 1993年5月号
「共生と循環」の経営学
判断の基準と人間の心/自然が教える"共生と循環"/焼畑農耕民の生産抑制/蓄えを知り欲望が肥大化/摩擦を解消、環境破壊防げ/"利他の心"を座標軸に/真と善と美/足るを知る/心が作り出す混迷の世相
日本経済新聞
「何でもトーク 「清貧」ブームが問いかけるもの」/中野孝次(作家)
欲望抑え満足知る 稲盛/モノ中心への警鐘 中野/使い捨てから転換 中野/つくり手にも問題 稲盛