LEDプリントヘッドの特長

- 高速印刷
新開発の高輝度LEDチップは、従来の約4倍(当社従来品比)の高輝度を実現します。
電子写真装置で世界最高クラスの毎分180mの超高速印刷を可能にします。 - 高画質印刷
高密度実装と独自の補正技術により、1200dpi以上の高画質を実現します。
液体現像を用いた高精細なプロセスに最適です。 - 省スペース・省電力・静音
主流のレーザー光源とは異なり、焦点距離の短いレンズで結像するため、
装置の小型化が可能です。また、低電流設計で消費電力を大幅に削減でき、
稼働時の音や振動の発生もございません。
京セラの強み
高輝度LEDチップ、レンズ、そして駆動。ヘッド設計の全てをアモルファスシリコンドラムに合わせて最適化しました。
組み合わせてご使用頂くことでドラムの性能を最大限に引き出すことが可能です。
スペック概略
印画幅 | 印刷速度 | 解像度 |
---|---|---|
~760mm | ~180m/min | 1200dpi~ |
※お客様のご要望に応じたカスタム設計対応となりますので、まずはご相談ください。
LEDプリントヘッドの要素技術

- LED素子技術
京セラが有するフォトリソ技術やMOCVD法を駆使し、LPHに搭載するLED素子を内製しております。
要求される光量やドット形状が得られるようにLEDチップの設計・開発を行います。 - 実装技術
各部品の実装精度は印画品質に大きく影響を及ぼします。LEDチップの変位データやレンズの結像をモニターし、
数ミクロンレベルの位置調整を行うことで、均等なピッチやサイズのドットを画くことを可能にしています。 - 光学設計技術
LED素子ひとつひとつの発光状態をモニターし、X・Y径、面積、光量を計測します。
素子間の発光ばらつきを補正処理することで、印画濃度を均一化することが可能です。