株式会社 TRIPLE-1様
ローカル5G向け 基地局「TOKI」
(Sub6帯/SA方式)との相互接続性試験を完了。
製品:K5G-C-100A
事例概要
TRIPLE-1様が提供するSub6帯/SA方式に対応したローカル5G向け基地局(CU/DU・RU)「TOKI」シリーズとの相互接続性試験を共同で実施し、TRIPLE-1様のネットワークシステムにて「K5G-C-100A」の動作検証を行い、想定通りの結果が出ていることを確認しました。
TRIPLE-1様プレスリリースはこちら
https://triple-1.com/news/release2022-02/
相互接続性試験 構成図
【TOKI 製品特長】
- ・特長 1. 「高出力・広カバレッジ」による高いコストパフォーマンス
- 68dBm/100MHz(EIRP) という高い出力値を備え、工業団地や大型物流倉庫等の広い対象エリアに対しても、より少ない基地局数で「エリア内の5G化」を実現できます。
- ・特長 2. 防水・防塵の屋外対応により導入領域が拡大
- 屋外対応(防水・防塵規格 IP65 準拠)により、悪天候シーン・砂埃等が舞い上がる過酷な屋外環境でも耐えうる製品設計となっています。
- ・特長 3. 「5G」の3つの特性を余すことなく発揮
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5Gの無線標準規格である3GPPに準拠し、高速大容量・低遅延・多数同時接続の性能をバランスよくサポート。
ローカル5Gに期待される幅広いユースケースにフレキシブルに対応します。
K5G-C-100A 採用のポイント
- ポータブル端末でありながら安定した連続通信が可能
- 様々な機器との高い接続性
- エッジコンピューティングが可能(AOSP)
【想定ユースケース】
1. AGV・ドローンによる自動点検・配送
- ・「K5G-C-100A」をドローンやAGVに搭載することにより、エリア内の貨物の自動配送や、高解像度の映像をサーバにリアルタイムにアップロードして建物や設備の劣化状態などを人手をかけず効率的に点検することが可能になります。
- ・画像をエッジ側で解析し、AIによる学習で異常パターンを認知し、素早く確実な作業を行うことができます。
2. 工場ラインの定点監視・AI点検/解析
- ・人の目では見逃してしまう異物の混入や外観の異常などは、高画素カメラ×AI解析により原因解明及び発生確率の低減に寄与できます。
- ・製造機器の状態監視を行うことで、メンテナンス/故障時期を予測し事前に対処が可能になります。
3. 建設現場 安全性の向上と遠隔操縦
- ・危険箇所など人の立ち入りが制限されている場所への侵入、ヘルメットなどの安全装備の未装着を高画素カメラ映像からAI解析することで、遠隔から事故の発生を未然に防止することができます。
- ・5Gの高速通信により、重機/建機の遠隔操作や作業者への遠隔からの指示も可能になります。
※Wi-Fi®はWi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
お客様の概要
社名 | 株式会社 TRIPLE-1 |
代表者 | 代表取締役 CEO 山口 拓也 |
本社所在地 | 〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1-14-20 ITビルⅡ 7階 |
設立 | 2016年11月1日 |
資本金 | 39 億 6,289 万 5,400 円(資本準備金含む) |
WEBサイト | https://triple-1.com/ |