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京セラ分析センター 京セラ分析センター

メンバー紹介

迅速な分析対応の傍ら
作業性の改善も推進

蒲生分析/表面分析担当

2011年4月入社。入社以来、蒲生分析に所属。SEM、クロスセクション、CP、透過X線、X線CTを使った表面分析を担当。

製造現場の課題を迅速に分析

表面分析と内部構造解析を担当しています。例えば、走査電子顕微鏡(SEM)を用いた分析では、表面の凹凸や微細なクラック(ひび)を拡大観察します。クラックの入り方から破壊起点を特定したり、脆性破壊か延性破壊かなどを考察して、製品にどのような負荷がかかったのかを特定できるんですよ。蒲生・八日市と2つの工場に隣接する分析課のため、製造工程で出てくる課題の相談が多いです。現場に即した分析結果を迅速に出すことを心がけています。

正しい方向へ導く羅針盤の役割

分析の役割は、一言で言うならば「羅針盤」です。京セラが製造する部品や製品に生じた小さなズレを修正し、正しい方向に進むための一助となることです。分析としては写真1枚の小さな依頼だとしても、依頼者にとっては数億円の契約を左右する1枚になることもあります。そういった依頼は、依頼者からとても感謝されますのでやりがいを感じます。同時に写真1枚でも間違いがあってはいけないと気が引き締まり、分析の重要性を日々考えさせられます。

業務改善から新しいチャレンジへ

日々の分析業務以外で、私が取り組んでいるのが作業性の改善です。社内のデータ共有方法を見直したり、分析装置ごとに異なっている報告書のフォーマット統一化だったりです。分析課としてデジタル化を推し進める方針になったので、アナログ作業を効率化していくことで、新しいチャレンジや勉強に取り組む時間を生み出せます。その成果を報告・共有できる場を設けるなど、分析課全体で共に成長していける環境を整えるのが理想です。

ある1日のワークフロー

  1. 出社
  2. 朝礼
  3. 報告書作成・依頼の受付・日程調整など
  4. X線CT・透過X線測定
  5. 昼休み
  6. CP用試料作製
  7. 書類作成
  8. SEM依頼対応
  9. データ整理・メール対応
  10. 退社