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京セラ分析センター 京セラ分析センター

メンバー紹介

製品開発の経験を活かし
分析から研究開発を支える

けいはんな分析/表面分析・構造解析担当

2000年3月入社。入社から3年は、けいはんなリサーチセンター内の開発部で製品開発に携わる。その後、分析課に異動、表面分析・構造解析を担当。

製品開発の経験を活かした分析

分析課の前は、研究開発部で携帯電話部品の試作品作製や評価に携わっていました。その経験がいま分析でも役立つことがあります。製品開発の流れを知っていることで、こういう事をしているから、こんな現象が起きていると思いますよと、分析結果に対して結論づけしやすいんですよ。現在、製品を直接生み出すことはありませんが、分析で関わった製品が商品化されたり、あの時のデータが役立ちました!と連絡をいただくと嬉しいです。

不良箇所の観察から原因究明

EBSD、XRD、TEMなどの装置を用いて、結晶構造解析や不良箇所の観察を行っています。結晶解析は、どのような結晶の時に良い特性を得られるのか、照合することで最良の材料や作成条件の選択に役立ちます。またナノオーダーの観察が可能なTEMでは、作成した膜と膜の界面に意図しない異相ができていないか、極局所での確認が可能です。目に見えないものを可視化し、状態を伝えることで開発品や製品の不具合の原因究明に繋がります。

研究開発を分析で支える

けいはんなリサーチセンターは製造部門ではなく、素材・部品、デバイスなどの研究開発部門が集まっています。そのため、まだ製品化されていない開発段階のものに触れる機会が多いです。中にはこういうことができたらいいなぁという、まだ道筋がしっかり見えていないアイデアレベルの相談もあります。難しい依頼も多いのですが、今までにやったことのない分析や、新しい分析手法を考えるきっかけになったりするので、とても刺激をもらえる環境です。

ある1日のワークフロー

  1. 出社
  2. 朝礼
  3. メールチェック・返信対応
  4. 前日測定したデータの処理・報告書作成
  5. 昼休み
  6. 会議
  7. 分析業務
  8. 退社