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京セラ分析センター 京セラ分析センター

メンバー紹介

SEMのスムーズな観察に
丁寧な微細加工で貢献

国分分析/形態観察担当

2020年4月入社。国分分析に配属以来、FIBを担当。入社前の工場見学時にもらった京セラのマグボトルは今でも愛用。

ミクロン単位の微細な加工作業

入社以来、集束イオンビーム加工(FIB)を担当しています。製品や材料の不良箇所など、指定された微小領域を狙って断面加工を行ったり、微小領域を抜き取って薄膜化したり、走査電子顕微鏡(SEM)で観察するための前処理業務です。数ミクロンという単位での微細加工なので、難しいものだと丸1日かかることもあります。仕上げたサンプルをSEMに引き継ぎ、綺麗な断面が観察できたよ!との報告は、苦労が報われる瞬間です。

入社後に分析のイメージが変化

様々な材料に触れることができ、あの製品のここに使う材料なんだと、日々新しい発見があるのが面白いです。入社前、分析のイメージは白衣を着て薬品を使った化学実験でした。でも分析センターで対応するのは、化学分析だけではありません。私のように大きな装置を使う分析もありますし、信頼性試験や表面・形態観察など、依頼者の課題に応じて、様々な分析手法を駆使して課題解決に貢献しています。分析のイメージが大きく変わりましたね。

前処理~観察まで自己完結が目標

もうすぐFIBの新しい装置が導入される予定なんですよ。機能が増えることで、今までできなかった加工ができるようになったり、見える像がより鮮明になるため、作業効率自体が上がりそうで今からとても楽しみにしています。まずはその新しい装置をしっかりと使いこなせるようになりたいですね。そして、ゆくゆくはFIBで加工した材料をSEMを使って観察・分析と、一連の流れを自分で完結できるようになることが目標です。

ある1日のワークフロー

  1. 出社
  2. 朝礼
  3. 引き継ぎ・進捗確認
  4. FIB分析業務
  5. 昼休み
  6. FIB分析業務
  7. 打ち合わせ
  8. 報告書作成
  9. 退社