ダイバーシティ&インクルージョン
REPORT活動レポート

「京都レインボープライド2025」参加レポート

REPORT
「京都レインボープライド2025」開催写真 「京都レインボープライド2025」開催写真
「京都レインボープライド2025」開催写真 「京都レインボープライド2025」開催写真
「京都レインボープライド2025」開催写真 「京都レインボープライド2025」開催写真
「京都レインボープライド2025」開催写真 「京都レインボープライド2025」開催写真

2025年4月12日(土)、京都市下京区にある梅小路公園をメイン会場として、「京都レインボープライド2025」が開催されました。京セラは2021年から、このイベントを応援し、パレードなどへの参加を続けています。今年も、DEI推進課のメンバーを中心に多くの社員がイベントに参加。ここでは、当日の様子をレポートとしてお届けします。

REPORT

参加レポート

京都レインボープライドがめざすのは、LGBTQ+といったセクシュアル・マイノリティをはじめ、あらゆるマイノリティの方々が多様性豊かに暮らせる街・社会の実現です。幸いにも春の陽気に恵まれたイベント当日。この志に賛同する多くの人々が集結し、梅小路公園の芝生広場は大きな賑わいを見せていました。

イベントの目玉は、多くの人が参加するレインボーパレード。DEI推進課をはじめ、外国籍の社員、グループ企業の社員など、幅広いバックボーンを持った京セラの仲間たちも、このパレードに参加するべく梅小路公園に集いました。

参加レポート写真
出発前に、パレードに参加した京セラメンバー全員で記念撮影
参加レポート写真
お揃いのオリジナルTシャツを着てイベントに参加しました

PARADE START

14時から、パレードがスタート。梅小路公園から出発して、七条通を東に向かい堀川通を南下。京都駅の前を経由して、再び七条通から公園に戻るというルートを歩きます。

パレード写真
ルート上には寺社仏閣が立ち並び、京都らしい風景が広がります
パレード写真 パレード写真
部署や組織を超え、参加者同士で仲良くおしゃべりを楽しみながら歩きます

SECOND HALF

当日はとても天気がよく、歩いていると汗ばんでくるほどの気温でした。パレード中は沿道にある企業、お店、通りがかりの方々からあたたかい声援をいただける瞬間も。みなさんからの応援が、元気にパレードを歩き切るエネルギー源となりました。

パレード写真
多くの方々が声援を送ってくださいました
パレード写真
お子さん連れで参加した社員も。子どもたちも、元気にパレードを歩き切りました
パレード写真
京セラを始め三洋化成工業株式会社のみなさん、
株式会社チェリオコーポレーションのみなさんなど、
多くの企業がパレードに参加されていました
パレード写真 パレード写真
京都の玄関口である京都駅の目の前も経由。海外からの観光客の方々が、大きな声で声援をくださいました

GOAL

2時間ほどの道のりを終えた後、梅小路公園に戻ってパレードは終了します。公園にはパレード隊を出迎える人々の列が。ハイタッチを交わし、全員が笑顔でゴールに到着しました。

パレード写真 パレード写真
あたたかく出迎えられる京セラメンバー

京セラとして、5度目の参加となった京都レインボープライドパレード。DEIを改めて考える機会や、ALLYの輪を広げていくきっかけとなるよう、来年以降も参加を続け、賛同してくれる仲間を徐々に増やしていくことをめざします。

パレード写真
ゴール後に、もう一度全員で記念撮影。仲間との絆を深めながら、DEIについて改めて考える良い機会となりました
VOICE

参加者の声

研究開発本部所属の参加者の写真
研究開発本部所属

京セラ社員であることに、誇りを感じられた

世界が間違った方向に進んでいるようにも思えるこの時代。だからこそ平等な権利を示し、支援していくことが大切だと考えています。京セラがLGBTQ+の権利を支持し、イベントに参加したことは素晴らしいと思いますし、自分自身、京セラの社員でいられることに誇りを感じることができました。

総務人事本部所属の参加者の写真
総務人事本部所属

「仲間がいる!」という心強い事実を実感

多様性への理解促進など、社会に変化を起こしたい、という意思表示を込めて、毎年参加しています。「誰もが自分らしく生きられる社会へ」という想いをもつ参加者が集まっていること、沿道で手を振ってくださる方々がいることに、「仲間がたくさんいる!」と感じました。DEIの取り組みは、一部のマイノリティだけが頑張るものではなく、全員で推進していくべきもの。この考え方が広がれば、一人ひとりがもっと幸福に活躍できる京セラが実現するはず、と本気で信じています!

精機事業部所属の参加者の写真
精機事業部所属

一番大切なのは、お互いを尊重し合う姿勢

去年初参加したのですが、きっかけは単純に「京都の街をパレードで歩いてみたい」と思ったから。事業部を超えてさまざまな方とお話しできるのが楽しかったので、今年も参加することに決めました。個人的には、自身が「ALLY」であるかどうかを定義する必要はないと思っています。重要なのは肩書きではなく、ただお互いに尊重し合う心を持つこと。そんな気持ちが当たり前になれば、社員がより安心して、イキイキと働ける環境が広がっていくと思います。

株式会社ホテルプリンセス京都所属の参加者の写真
株式会社ホテルプリンセス京都所属

多様性に対する眼差しを、一歩深められた

1月に開催されたLGBTQ上映会でパレードの存在を知り、参加してみようと思いました。私が働いているホテルは、世界中、さまざまな国のゲストが日々訪れる場所。多様性に満ちた現場に身を置くからこそ、知っておきたいLGBTQ+やALLY発信の必要性について、イベントを通じてより身近に感じることができたと思います。パレード中は沿道の声援、特に外国人観光客の方々からの応援に励まされ、あたたかな気持ちになりました。

執行役員 総務人事本部 広報室長兼 ダイバーシティ推進室長 吉川 英里の写真
執行役員 総務人事本部
広報室長兼
ダイバーシティ推進室長
吉川 英里

それぞれの「らしさ」で、人生をカラフルに!

京都で初めてプライドパレードが開催された2021年から数えて、今回で3度目の参加となりましたが、今までで最高のお天気に恵まれました。私自身は海外で暮らした経験があるため、当事者である友人や同僚を通してLGBTQ+を身近に感じ、人生に彩りを与えてくれる存在に心から感謝しています。あらゆる多様性をもっとポジティブに受け入れ、お互いの「らしさ」を磨き合い、高め合えるような日本社会になることを願いながら、今年も仲間たちと元気に楽しくゴールすることができました!