WORK_STYLE
働くなかで気づいたのは、
チームで壁を乗り越える大切さ。
profile

アメリカ留学をきっかけに、途上国における電子廃棄物問題に関心を寄せるように。電子部品メーカーでCSR報告書などの環境関連業務に就くことをめざし、2009年に日本インター株式会社に入社した。入社後は現場の仕事を知るために製造関連業務を志望し、生産管理担当として、台湾など海外拠点との渉外役も経験。二度の育休や京セラとの合併など、環境の変化も乗り越え、現在は係責任者として活躍中。

WORK LIFE LOG 私のワークライフログ

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日本インター入社
大学で電子廃棄物問題を研究していたことから、「自分がメーカーで働くことを通して、廃棄物削減に貢献できるかもしれない」と思い、日本インターに入社。1年間製造業務に携わった後、生産管理に配属されました。得意の英語を生かして、海外工場とのやりとりなどで活躍できたら、と思っていました。
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海外工場の生産管理に配属
念願だった台湾工場、海外外注先の生産管理担当になり、営業と製造をつなぐ橋渡しとして強いやりがいを感じていました。同時に、日本と海外での「当たり前」の違いによって、行き違いが起こる場面を何度も体験。コミュニケーションを密に取り、お互いの意図を正確に伝え合えるよう努力していました。
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第一子妊娠
つわりで体調が悪く、思うように仕事を進められないことから、情緒も不安定に。人を頼ることが苦手だったため、ひとりで頑張りすぎてしまっていたのだと思います。マインドを切り替え、上司や同僚に協力を依頼できるようになったことで、少しずつ楽になっていきました。
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第二子出産・育休・復帰
第二子出産後、産休・育休を取得。復帰して1年ほど経ったころに、仕事を多く抱えるように。いつも保育園のお迎えが遅くなり、子どもたちに申し訳ない気持ちを感じて、仕事と家庭の両立に悩んでいた時期です。職場、職種、係責任者という立場まで同じ夫と仕事の状況を共有し合い、夫婦二人三脚で毎日を乗り越えていました。
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コロナ禍、在宅勤務
リモートワークが始まり、上司や同僚とのコミュニケーションが減少。馴染みのないチャットでのやりとりなどに苦労し、仕事の効率が低下してしまいました。そこで、毎日リモートでの朝礼を行い、電話やオンライン上での会話を大切にするなど、課全体でアイデアを出し合って課題を解決に導けたので、結果としてチームワークが高まったと思っています。
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仲間の体調不良を契機に、自分の役割を再確認
一緒に働いていた先輩が体調不良になったことをきっかけに、自分の仕事を見つめ直すように。先輩に頼りすぎていたことを反省し、「責任者」としての動きを意識するようになってモチベーションがアップ。仲間を信じて仕事を任せ、課の多能工化をめざすようになりました。
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2拠点の生産管理業務に挑戦
課責任者が新ライン立ち上げに向けて別工場へ転勤になったため、もうひとりの係責任者と協力して2拠点の生産管理を担当中。より責任の大きい仕事を任せてもらえることに、やりがいを感じています。子どもたちも少し手が離れてきたため、最近は生産管理以外の業務にも挑戦してみたい、という意欲も湧いています。
TURNING POINT 私のターニングポイントは…
責任者としての自覚が芽生えた、2022年。
2020年に係責任者になったものの、当時はその肩書きの意味を深く考えていませんでした。しかし、仲間の体調不良などを経験し、「自分がチームを引っ張らなくては」というスイッチがONに。課全体で「この人にしかできない、という仕事をなくそう」という意識を持って多能工化に取り組みました。全員がお互いの業務を理解し、カバーし合えるチームになったことで、それぞれの働きやすさも高まったと思っています。

MY RULE.01 仕事のマイルール
「取り越し苦労」はしてもいい。
仲間を信じて仕事は任せつつ、「大丈夫かな」と思った部分は自分の目でも細やかにチェック。確認した結果問題がなかったとしても、その時間は無駄ではないと思っているんです。この「取り越し苦労」を必要に応じて行っていくことが、ミスやトラブルを防ぎ、結果として仕事の効率を上げてくれると考えています。
MY RULE.02 くらしのマイルール
家では、仕事の話をしないこと。
私と夫は、同じ職場で働く夫婦。相手の仕事の事情が手に取るように分かる間柄なので、時には「大変そうだな」と心配になることや、「もっとこうすれば…」と口を出したくなることも。だからこそ、我が家では帰宅後や休日に仕事の話をするのはNG。仕事と家庭の線引きをきっちりすることが、円満の秘訣です。
coworker’s VOICE 同僚からヒトコト

部署の仲間にとっては、どんな人?
一言で表すと「はつらつとした女性」です。彼女が場の雰囲気を明るくしてくれるので、事務所内はいつも笑顔であふれています。物事の理解が速くて、他部署からの信頼も厚いため、突然の仕事の依頼や、相談事を持ちかけられることも多いようです。困っている周囲の人に対して常に親身に対応し、その後のフォローも怠らないのが彼女のすごいところ。仕事と育児の両立で大変なはずなのに、疲れた表情を一切見せずに、笑顔を忘れない。そんな姿から、いつも元気をもらっています。