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抜群の切れ味を保ち続ける「セラミックナイフ」、知的財産権を多数取得。

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1984年当時、ファインセラミックスは工業用材料としての展開が中心であり、京セラが発売開始した家庭用台所用品"セラミックナイフ"の販売は画期的なものでした。ファインセラミックスは硬いという特長があり、刃材質にはその中でも強度の高い「ジルコニアセラミックス」が採用されています。

発売開始以降も刃形状、ハンドル形状など様々な部位の設計の最適化を追求し続け、それと同時に数々の知的財産権も取得してきました。下図はその一例であり、京セラのセラミックナイフは刃体の先端部をR形状にしています。このR形状は、落下などの衝撃が加わった時の先端にかかる応力を解析し導き出した理想の形です。そして、京セラは、この理想のR形状を特許技術(特許第3905062号)として所有しています。

おかげさまで、セラミックナイフは日本のみならず、海外の方にも広く認知される商品となりました。

一方、インターネットの普及と電子商取引の発展に伴い、模倣品が増加しています。模倣品が市場に出回れば、お客様に安心して京セラ商品をご使用していただけなくなるため、京セラでは特許等の知的財産権を活用した模倣品対策に積極的に取り組んでいます。

京セラは、今後も暮らしの中で役立つキッチン用品の開発を行うとともに、模倣品など知的財産権の侵害行為に対して、その都度、厳格に対処してまいります。

※キッチン用品の詳細についてはコチラ

※本ページは、掲載時点の情報に基づいて作成しており、特許の権利状況等は最新の状況とは異なる場合があります。

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