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バイオテクノロジーで希少金属をリサイクルする
京セラのメタルバイオテクノロジー

Technology

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Environment & Energy

昨今、カーボンニュートラル、GX(Green Transformation)、SDGsといった考え方に代表されるように、環境負荷を低減した循環型社会の実現に貢献する事業活動が企業に求められています。


レアメタルのリサイクル

モノづくりにおいては、採取の難しい希少な金属である、いわゆるレアメタルを使用して製品が生産される場合があります。こうしたレアメタルを用いる場合には、採取や精製で生じる環境負荷の低減のみならず、レアメタルの安定したサプライチェーンの確立も重要課題となります。京セラは、このような難題を解決し得る、バイオテクノロジーを利用したリサイクル技術を保有しています。


高付加価値のバイオテクノロジー

京セラでは、レアメタルであるタングステンを用いた切削工具の製造・販売を行っています。前述の課題に対し、京セラは10年以上前からタングステンのリサイクル技術の開発に取り組んでおり、付加価値の高いバイオテクノロジーを用いたリサイクル技術の開発に成功しています。

これらの開発を進めるにあたって、京セラは知的財産活動にも積極的に取り組んでおり、これまで多くの特許出願を行ってきました。本記事に掲載する特許(特許第6121847号)はその一つであり、バイオ材料の大腸菌(E.coli)を用いたタングステンリサイクルに関連するものです。


コラボレーションの推進

京セラのバイオテクノロジーを用いたリサイクル技術には、短工程、省薬液、省エネルギー等の多くの環境メリットがあります。京セラは持続可能なモノづくり・サービスを通して、次の世代に美しい地球を繋いでいきます。

京セラは保有特許のライセンス供与を含め、他企業・機関とのコラボレーションを推進することで、バイオテクノロジーを用いたリサイクル技術を普及させていきたいと考えています。京セラのリサイクル技術を活用したビジネスをご検討の際は、ぜひご連絡ください。

※京セラの切削工具事業のHPはコチラ


【京セラが保有する特許の一例は、下記をご参照下さい。】

特許第6121847号(101KB)

※本ページは、掲載時点の情報に基づいて作成しており、特許の権利状況等は最新の状況とは異なる場合があります。

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