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ニュースリリース

世界初※1、「京都オパール」がフェイスパウダーに採用

資生堂と共同開発した「プレシャスオパールパウダー」で360度の輝きを実現

 
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※1 京都オパールがフェイスパウダーに採用された事例として。

京セラ株式会社(代表取締役社長 谷本 秀夫 以下京セラ)は、当社が独自開発した人工宝石「京都オパール」が、このたび、株式会社資生堂がグローバルで展開するラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」と共同開発した「プレシャスオパールパウダー」に採用されましたのでお知らせします。

クレ・ド・ポー ボーテブランドでは、これまでのフェイスカラー「ル・レオスールデクラ」を刷新し、「プレシャスオパールパウダー」を配合した新商品を、国内では7月21日(木)に、また、海外では7月上旬から同ブランドより順次発売されます2

なお、京都オパールから作られた原料がフェイスパウダーに採用されたのは、今回が世界初1となります。


京都オパール(原石).jpgCPB_22AW_TheLuminizingFaceEnhancer_PDP_17.jpg京都オパールの原石(上)とクレ・ド・ポー ボーテから発売の「ル・レオスールデクラ」(下)

「プレシャスオパールパウダー」は、京都オパールの持つオパール独特の遊色効果3によって360度の放射輝度を有し、まるで宝石を纏ったような光沢感を放つパウダーです。当社と「クレ・ド・ポー ボーテ」とのあしかけ10年にわたる共同研究で、新たに化粧品に適した京都オパールを開発し、それを微粉末にすることで、この輝きを実現しました。

※2 海外での販売につきましてはクレ・ド・ポー ボーテの公式サイトhttps://www.cledepeau-beaute.com/)をご覧ください。

※3 オパール特有の光学効果で、斑の色が見る角度によってさまざまに変化する現象。

京セラは今後も独自の宝石合成技術により、お客様の生活に彩りを添える素材や商品の開発、製造に努めてまいります。

■京都オパール採用の経緯

「京都オパール」は、天然オパールと同一の石英粒子をもとにし、当社独自の宝石合成技術により実現した人工オパールです。天然オパールと同様の内部構造を再現しているので、遊色効果による多彩な輝きをもちながらも、オパール独特の「割れ」や「欠け」などのいわゆる「脆さ」を克服し、さまざまな形状に加工が可能です。

この遊色効果を醸し出す京都オパールは、これまでもさまざまな製品を飾る装飾素材として採用されてきました。

このたび、最新の研究成果を取り入れ、常に進化を遂げる資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」において、この世界に類を見ない京都オパールの輝きが認められ、同製品での採用に向けて、同社とあしかけ10年に及ぶ研究開発を行ってまいりました。その過程において、化粧品に最適な京都オパールを新たに開発。それを粉砕し、微細な粒子として使用することで、オパール独特の遊色効果3がもたらす多彩な輝きを有する「プレシャスオパールパウダー」の開発に成功し、今回の採用に至りました。

記載されている内容は、報道機関向けの発表文章であり、発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。