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ニュースリリース

インクジェットプリントエンジンを手掛ける

フランス NIXKA社の完全子会社化について

 
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京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、本社:京都市)は、このたび、フランスのインクジェットプリントエンジンメーカーNIXKA S.A.S.(ニクスカ社、President : Paul Morgavi、本社:フランス ローヌ県)との間で、京セラによる100%子会社化について契約を締結しましたので、お知らせいたします。
本年4月1日より、社名をKYOCERA NIXKA Inkjet Systems S.A.S.(京セラニクスカインクジェットシステムズ社)と変更して事業を開始する予定です。

■背景・目的

京セラは、2007年に事業化した産業用インクジェット印刷機の基幹部品であるインクジェットプリントヘッド事業において、高速・高精細を実現するプリントヘッドを展開して高い市場シェアを有し、産業用印刷のデジタル化に貢献してまいりました。
一方のNIXKA社は、2020年に設立され、京セラプリンティングデバイス事業本部の主力製品インクジェットプリントヘッドを搭載した高効率・高品質なインクジェットプリントエンジンを開発、製造、販売しており、顧客要望に応じたインテグレーションサービスに強みがあります。プリントエンジンはインクジェット印刷導入経験のない顧客でも容易に使用できるようにあらかじめ最適な状態に調整されており、小ロット化が進む印刷業界で今後、高い需要が期待されています。
京セラは、NIXKA社のグループ入りにより、プリントエンジン、インテグレーションサービスなどの新市場に参入し、プリントヘッド事業の拡大を図るとともに事業領域を広げることとなります。今後、両社の技術融合によるシナジーを追求し、新製品開発、新用途開拓を通じてインクジェット印刷の普及を図り、印刷産業の発展に寄与するとともに、グループのさらなる成長、発展につなげてまいります。

■新会社の概要

会社名 KYOCERA NIXKA Inkjet Systems S.A.S.
所在地 フランス ローヌ県 マルセイユ郡 オーバーニュ市
代表者 Paul Morgavi
従業員数 13名(2023年2月末)
事業内容 インクジェットプリントエンジンの開発・製造・販売

記載されている内容は、報道機関向けの発表文章であり、発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。