課題解決事例

ガソリンスタンドやPOS端末など、屋外で使用する機器は、強い太陽光があたると、ディスプレイが見えにくくなります。この問題点に対し、外光が当たる以上に明るい製品を開発し、ディスプレイの視認性を確保しました。

屋内で使用する機器では蛍光灯が画面に映り込み、表示が見づらくなる事例があります。表面に特殊なフィルムを貼ることで蛍光灯の光を拡散させ、画面表面への映り込みを無くし、視認性の確保が可能です。

船舶など特殊な振動/揺れにさらされる機器は、ディスプレイの接続ケーブルがダメージを受けてしまうリスクがあります。接続ケーブルを補強する事で、様々な振動環境下でも問題無く使えるディスプレイとなります。

食品管理などの機器は、低温や高湿度環境になることがあります。その際、操作用のタッチパネルが結露、腐食してしまい使えなくなる事例があったため、お客様の使用用途に合わせ、タッチパネルの空気穴をふさぐ対策などで、腐食対策ができました。

医療機器用途などでは、一般的な機器より、ノイズに対する規格が厳しいものがあります。ディスプレイについても発生させる電磁波を減らすため、接続ケーブルを電磁波を遮断するシールドを導入し、EMI改善を行っています。