インクジェットプリントヘッド
インクジェット技術の応用

インクジェット技術の応用

京セラのインクジェット技術は印刷の概念を超えた市場用途拡大を目指しています。

ノズルから吐出される材料を精密に制御することができるインクジェット技術は、材料の使用率を向上させ、廃棄物を抑制することが可能となります。その結果、労働環境改善や環境負荷低減を実現することができ、持続可能な社会に向けて、様々な分野や用途での活用が期待されている技術です。

インクジェット技術のポテンシャル

印刷や加飾用途のみならず、膜形成や3D造形、その先に塗装、機能材料の塗布、造粒などの用途にも展開できる可能性があります。インクジェットの微小な液体を制御する技術に興味をお持ちでしたら、ぜひ一度お問い合わせいただければ幸いです。

コーティング

コーティング

塗料や材料の液滴を吐出し、任意の箇所に任意の液体量を塗布することが可能です。均一な膜厚を得ることができ、かつ材料ロスを最小限に抑えることができ、生産効率の向上に貢献します。

期待される分野
塗装代替、コーター代替

インクジェット技術のメリット
材料使用率の向上、デザイン性の向上、生産性向上

プリンテッド・エレクトロニクス

Printed electoronics

微細な液滴を精密にコントロールすることで、配線パターンの微細化を実現します。製版(マスク)が不要であり、基材のサイズを問わず塗布が可能となり、多様なニーズに対応できるようになります。

期待される分野
プリント基板、フォトレジスト塗布

インクジェット技術のメリット
配線パターン微細化、版(マスク)不要

医療/産業用途への応用

医療/産業用途への応用

特殊な性能を持った液滴を吐出できるインクジェット技術への期待が様々な用途で高まっています。その中には、発光材料の吐出による有機EL(OLED)用途への展開や、細胞を含む液滴の吐出によるバイオチップの製造などがあります。任意の液体をデジタル制御で任意の場所に、任意のタイミングで吐出することが可能となり、産業の発展に貢献します。

期待される分野
産業分野(半導体、有機EL(OLED)、タッチパネル)、医療分野(バイオチップ、再生医療)

インクジェット技術のメリット
多様な材料対応、微細液滴の精密制御、オンデマンド対応迅速化

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