- Q1. 宝石の魅惑の輝きと色は永遠に変らないものですか?
- A1. 一般的によい保管状態であれば、変ることはないでしょう。 例えばフランスでは「ビジュー・ド・ファミュ」といって、家ごとに代々受け継がれていくジュエリーがあります。しかし、人工処理石といって、天然宝石を加熱、人工着色、染色、放射線等によって人工的に着色、変色させたものの中には、褪色するものがあるので注意が必要です。もちろんクレサンベールは、結晶そのままの美しい色が魅力。着色や染色などの人工的な処理を一切ほどこしていませんから、褪色することはありません。
- Q2. 天然エメラルドは傷が多いと聞きましたが、本当ですか?
- A2. 残念ながら、真実です。 「キズ一つないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すより難しい」ということわざがあるように、エメラルド内部にはクラック(ヒビ割れ)やインクルージョン(内包物)が多くみられます。それらを目立ちにくくするため、天然エメラルドのほとんどは、オイルや合成樹脂等の含浸処理が行われています。またエメラルド以外にも、天然宝石では人工的な加熱や放射線処理等が行われているのが現状です。ただしクレサンベールのエメラルドは、天然エメラルドのような人工的な処理は一切行われていません。このため、その透明度や輝きはいつまでも変わりません。
- Q3. 天然の宝石とクレサンベールの宝石の違いを教えてください。
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A3.「クレサンベールと天然石の各特性比較表」をご覧ください。
両者には化学的・物理的・光学的性質に、ほとんど違いがないことがおわかりいただけると思います。では、どこが異なるのでしょうか。ひとくちに言うならば、結晶が育ってきた環境の違いです。天然宝石は地球の過酷な自然環境の中で永い時と偶然の積み重ねによって育まれた結晶。当然のことながら希少性が高く、限りある自然の財産ともいえます。
一方、クレサンベールは科学の力で大自然の営みを再現し、理想的な環境の中で丹念に結晶を育みます。こうしてキズや不純物の少ない、価値の高い宝石が得られるのです。その透明度や輝きはいつまでも変わりません。