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IoTで再配達を解消するシステムを開発「IoT宅配システム」

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京セラはIoT宅配システムを開発し、社会課題である再配達を削減すべく、積極的に活動しています。
配送業者や自治体の方々は、本システムの導入をご検討ください。

宅配便と再配達の現状について

昨今、電子取引の拡大に伴い、宅配便の取り扱い個数が増加しています。2017年度の宅配便の取り扱い個数が約42.5億個に上ります。そして、その約15.0%が再配達となっています。(国土交通省調べ)
業務効率を低下させ、配達員の労働時間を増加させる再配達は、労働力不足が深刻化する物流業界の負担となっています。また、再配達はCO₂排出量の増加も招くことから、早急に解消すべき社会課題の一つに位置づけられています。

京セラが開発した「IoT配送システム」で再配達を削減

京セラは、開発した「IoT宅配システム」による宅配の再配達解消を目的とした実証実験を2020年、神奈川県横浜市旭区若葉台で開始致しました。
宅配ボックスメーカが開発した宅配ボックスを使用し、国内宅配大手と共に行う本実験は、横浜市が推進する、業種や企業規模の枠を超えたプレーヤーの連携から新ビジネス創出を目指す「 l•TOP 横浜」の一環である「宅配ボックスIoT化再配達解消プロジェクト」としての取り組みです。

長年培ってきた通信技術を活用した「IoT宅配システム」

本システムでは、配達員の携帯端末で宅配ボックスの空き状況を確認することができます。また、事前に空きが確認できた宅配ボックスを予約することもできるため、再配達件数が削減され、配達員の再配達する手間が減ります。一方、利用者は自分宛の荷物用に宅配ボックスが予約されたことや宅配ボックスに自分宛の荷物が届いたことをリアルタイムに知ることができるため、届いた荷物を素早く受け取ることができます。
京セラは、本システムに関する特許を取得致しました。

京セラは本システムを通して社会課題である再配達を削減すべく、今後も積極的に活動して参ります。
本システムの導入を検討する配送業者や自治体の方々のお問合せを心よりお待ちしております。

特許第6719639号(325KB)

国土交通省 宅配便の再配達削減に向けて

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