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ニュースリリース

当社ケミカル製品における第三者機関の認証に関する不適切対応について

 
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当社が製造・販売を行っているケミカル製品について、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratories(以下、UL)の認証に関する不適切な対応が判明しました。
以下に記載のケミカル製品6製品の難燃性および絶縁性について、ULが実施する認証試験にて実際の製品とは異なるサンプルを提出していた事実等が確認されました。

■対象製品
(1)難燃性UL94対象製品(5製品) :
注形レジン、プリミックス成形材料、フェノール樹脂材料、電機用樹脂ボード、半導体封止材料

(2)絶縁性UL1446対象製品(1製品):
ワニス

当該製品を供給しているお客様の数は、現時点で約160社と認識しています。対応として、本事案の判明後直ちに当該製品に関わる新規の受注活動を停止しました。また、本件を起因とする事故については、現時点では確認されておりませんが、今後、サプライチェーンへの影響を含め、引き続き調査を継続してまいります。

当社は、このような事態が起こったことを重大に受け止め、外部の専門家を中心とした特別調査委員会を立ち上げ、実態把握と原因究明に全力を挙げてまいります。また、お客様への説明責任を果たすとともに、再発防止策を策定し、皆様の信頼回復に努めてまいります。

なお、本件による業績への影響につきましては、現時点では不明です。開示すべき重大な影響が見込まれると判断した場合には、速やかにお知らせいたします。

このたびは、関係の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。

※本件は、当社の不適切対応に関する内容であるため、本リリースについてのお客様からのお問い合わせは、ULではなく下記までお願いします。

記載されている内容は、報道機関向けの発表文章であり、発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。