京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、自動車、建設、産業機械などあらゆる産業で使用される鋳鉄加工用旋削インサートの新材種として「CA410K/CA415K」を開発し、本年5月20日(火)より発売しますのでお知らせいたします。
本製品は、耐摩耗性と耐剥離性に優れた新コーティングと、靭性を高めた超硬母材を採用した鋳鉄の旋削加工用工具のメイン材種です。鋳鉄の切削加工では、高い耐摩耗性が求められるほか、黒皮や断続部が多く、高い安定性も必要とされています。そこで当社は、従来の鋼旋削用材種CA115P/CA125Pの基礎技術をベースに、鋳鉄加工に適した新しいコーティングと超硬母材を開発しました。
■本製品の特長 3. CA410Kは連続加工、CA415Kは断続加工向けとなり、ブレーカも豊富にラインアップしたことで、幅広い加工領域への対応が可能。 |
鋳鉄旋削用 CVDコーティング材種「CA410K/CA415K」
型番数/ 希望小売価格(税抜き) |
【CA410K】157型番 650円~2,750円 【CA415K】157型番 650円~2,570円 |
加工種類 | 旋削加工(外径・内径) |
加工用途 | 自動車、建機、一般産業機械など |
推奨被削材 | 鋳鉄:ねずみ鋳鉄(FC)、ダクタイル鋳鉄 (FCD)など |