京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト社が実施する「Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター 2022」に選出されましたので、お知らせいたします。
同賞は、クラリベイト社が保有する特許データベースをもとに、知財・特許動向を独自の基準で分析し、革新的な取り組みで世界をリードしている企業や機関を選出するもので、2012年から毎年実施されています。
選考にあたっては、「数量(特許数)」や、「影響力」、「成功率」、「グローバル性」、「技術分野の広さ」といった基準をもとに、総合的な評価により、トップ100社が選出されます。なお、2022年は100社のうち、日本企業は35社が受賞しています。
京セラは、「自社の研究開発の成果を知的財産で保護し、この知的財産を活用して事業を伸ばすとともに、他者の知的財産を尊重すること」を基本方針とし、積極的な活動を展開しています。各国・各地域の特許庁や特許事務所と密接に連携をはかりながら知的財産の権利化を進めるとともに、当社がこれまで培ってきた独自技術の一部を知的財産WEBサイトで発信し、興味を持っていただいたお客様とのビジネス機会の創出に努めております。
今後も、事業の保護と成長に貢献する知的財産の創出と活用に取り組んでまいります。
■ 京セラ知的財産WEBサイト
https://www.kyocera.co.jp/intellectual-property/
■「Clarivate Top 100グローバル・イノベーター」について
クラリベイト社が保有する特許情報の包括的データベース「Derwent World Patents Index(DWPI)」等から、革新性におけるパフォーマンスと規模を重視し、以下の2段階で評価している。
1.2000年以降に500件以上の出願を行い、過去5年間(2017年~2021年)で特許登録された発明を100件以上保有する企業・組織を抽出。次に国際的な発明(複数の国や地域で特許を取得したアイデア)の割合と規模に基づいてイノベーターを比較し、International Innovator Weighting factorを算出。
2.DWPIに含まれるすべての発明を「影響力」「成功率」「グローバル性」「技術分野の広さ」の4つの基準でスコア付けし、International Innovator Weighting factorを加味したうえで、トップ100社を選定。