京セラ株式会社（代表取締役社長：谷本 秀夫）は、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト社が実施する「Top 100 グローバル・イノベーター 2023」に2年連続で選出されましたので、お知らせいたします。なお、今回で通算７度目の選出となります。
同賞は、クラリベイト社が保有する特許データベースをもとに、知財・特許動向を独自の基準で分析し、革新的な取り組みで世界をリードする企業や機関を選出するもので、2012年から毎年実施されています。
選考にあたっては、「特許数」や、「影響力」、「成功率」、「グローバル性」、「希少性」といった要素をもとに、総合的な評価により、トップ100社が選出されます。なお、2023年は100社のうち、日本企業は38社が受賞しています。
京セラは、「自社の研究開発の成果を知的財産で保護し、この知的財産を活用して事業を伸ばすとともに、他者の知的財産を尊重すること」を基本方針としています。現在の急速に変化する市場環境を踏まえ、モノ売りからコト売りまで、お客様の多様なニーズに対応するため、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアやサービスといった分野にも出願領域を拡大するなど、積極的な活動を展開しています。
また、当社がこれまで培ってきた独自技術の一部を知的財産WEBサイトで発信し、興味を持っていただいたお客様とのビジネス機会の創出に努めております。
今後も、事業の保護と成長に貢献する知的財産の創出と活用に取り組んでまいります。
■ 京セラ知的財産WEBサイト
■「Top 100グローバル・イノベーター 2023」について
世界中の発明データの比較分析を行い、革新力に直接結びつく指標を用いて各特許アイデアの優位性を評価することに加え、アイデアをより継続的かつ定期的に創出する組織を特定するため、以下の2段階で評価している。
１．2000年以降に500件以上の出願を行い、過去5年間で特許登録された発明を100件以上保有する企業・組織を抽出。次に国際的な発明（複数の国や地域で特許を取得したアイデア）の割合と規模に基づいてイノベーターを比較し、「INTERNATIONAL FACTOR」を算出。
２．それぞれの発明を「影響力」「成功率」「グローバル性」「希少性」の4つの要素でスコア付けし、「INTERNATIONAL FACTOR」を加味したうえで、トップ100社を選定。
