「触る」感覚を実現する
ハプティクス(Haptics)とは
触覚をフィードバックする最新技術
ハプティクスについて
ハプティクス(Haptics)とは、⼒・振動・動きを与えることで
ユーザーが「実際にモノに触れているような感触」を得ることが出来る、
⽪膚感覚フィードバック技術のことです。
ハプティクス⾃体は古くから知られていましたが、近年、バーチャルリアリティ(VR)の追求などで
様々なデバイスが没⼊感を求め変化してきており、特に触感に関して
リアルさを追求できる技術として注⽬されています。
ハプティクス技術を⽤いた
事例
ハプティクスは、スマートフォンやゲームコントローラーの振動等、
既に⾝近な製品で実⽤化されています。
![ゲーム機イメージ](../img/img01-01.png)
ゲーム機のコントローラー
視覚、聴覚に加え、ゲームプレイ中のアクションに合わせた「触覚」に訴えかけることで没⼊感や爽快感をユーザーに与えることができます。
![体験型シアター](../img/img01-02.png)
体験型シアター
映画シーンに合わせて表現される振動や感覚を再現するためにハプティクスが活⽤されています。
![スマホ](../img/img01-03.png)
スマートフォン
通知や着信時の振動、タッチ時の触覚フィードバック等、操作感の向上に役⽴てられています。
![建設機械の遠隔操作](../img/img01-04.png)
建設機械の遠隔操作
建機操作時の感覚を遠隔操作している作業者に伝えることで細かな作業を可能にしており、ハプティクスが使われています。
![製造現場教育](../img/img01-05.png)
製造現場教育
例えば⾃動⾞⽣産⼯場では、熟練⼯の技術継承・新⼈の教育のため、VRが活⽤されています。なかでも作業感覚の習熟の為、コントローラー部にハプティクスが使われています。
京セラが開発した「HAPTIVITY®」では、
より多彩でリアルな触感を
実現します。
活⽤⽤途もさらに幅広い、可能性を秘めた最新技術について、ぜひ詳細をご覧ください。
- 「HAPTIVITY」は京セラ株式会社の登録商標です。
ハプティクス
ニーズの広がり
これまでのハプティクスは単純振動が⼀般的ですが、今後は、よりリアルな「触感」が求められます。
操作の確実性、安全性が求められるモビリティ、産業機器、医療等の分野、また、ユーザーを楽しませるエンターテイメント領域などで活躍が期待されています。
![指先がディスプレイに触れているイメージ](../img/img02.png)
モビリティ分野
![ブラインドタッチイメージ](../img/img03-01.png)
ナビゲーションの操作、ステアリングのスイッチが確実に操作されたことを、⼿元に⽬線を落とすことなく認識することが出来ます(ブラインドタッチ)。
産業機器分野
![産業機器分野のオペレーションイメージ](../img/img03-02.png)
工場等、周囲の振動や騒⾳が多い場所でも、触覚フィードバックを得ることで、安⼼・安全なオペレーションが可能です。
エンターテイメント
![エンターテイメントの触覚フィードバックイメージ](../img/img03-03.png)
映像に合わせて、リアルタイムに触覚フィードバックを⾏うことで、より臨場感・没⼊感のあるコンテンツの提供が可能です。
医療分野
![遠隔⼿術などの触覚フィードバックイメージ](../img/img03-04.png)
これから成⻑する遠隔⼿術などで、触覚フィードバックにニーズがあり、リアルな触感が求められています。
京セラ独自のハプティクス技術
「HAPTIVITY®」
![京セラ独自のハプティクス技術イメージ](../img/img03-05.jpg)
![京セラ独自のハプティクス技術イメージ](../img/img03-06.jpg)
![京セラ独自のハプティクス技術イメージ](../img/img03-07.jpg)
京セラは一般的なハプティクスに対し、よりリアルな触感を得られる独自技術を開発し、当該独自技術に関する複数の特許を取得しています。
リアルな触感を追求した「HAPTIVITY®」について、詳細ページや資料ダウンロードでご確認ください。
まとめ
ハプティクスは、⼒・振動・動きを与えることでユーザーが「実際にモノに触れているような感触」を
得ることが出来る、⽪膚感覚フィードバック技術となり、
スマートフォンやゲームコントローラーの振動等、既に身近な製品で実⽤化されています。
今後は、よりリアルな触感が求められます。
操作の確実性、安全性が求められるモビリティ、産業機器、医療などの分野、
またユーザーを楽しませるエンターテイメント領域等で期待されています。
京セラではハプティクス技術(HAPTIVITY®)の研究開発を進めています。
ご興味のある⽅はぜひお気軽にお問い合わせください。
![](../img/bg05.png)