分離原理
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押付流によって分離流路側に細胞を押し付ける細胞にシース液を横からあてることにより、分離流路側壁に沿うように流します。
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細胞の重心位置によって分離を行う流路抵抗によって流路に引き込む液量を調整し、引込幅より重心位置が小さい細胞を分離流路に引き込みます。
流路概略図
流路概略図(拡大)
※千葉大学 大学院工学研究院 山田真澄准教授と共同研究
アプリケーション
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特定細胞の分取サイズ差があれば目的の細胞をラベルフリーで回収できます
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細胞液の濃縮目的細胞を投入前の2~10倍の濃度に濃縮できます
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溶液の置換任意の液を使用することで、培地を置換できます
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作業者バラつきの低減装置を用いることでワンタップで分離ができます
用途展開
細胞分離デバイスは以下の用途等で使用可能です。
- 臨床検査での血液前処理
- 免疫学研究での目的細胞回収
- 再生医療研究用の培養細胞の分離、継代
- 造血幹細胞の分離、回収
etc