表面処理

HAコーティング(Hydroxyapatite)

回転除去トルク値の測定結果から、HAコーティングが早期に骨固着していることが、また骨との接触面積の計測結果からは、HAコーティングの接触面積率が高いことがわかります。更にSEM画像からも石灰化の進んだ緻密な新生骨がHAコーティング層と充分に結合していることが確認されました。疑似体液浸漬試験では、浸漬4時間にて表層の微細部分にHA層と推定される結晶層の析出が見られ、以後経時的に、この結晶層の成長が観察されました。
イメージ:回転除去トルク試験(家兎)資料提供:再建歯学研究所(1995)、東京歯科大学歯科保存学第一講座(1996)
イメージ:インプラント表面の骨接触率比較(組織標本)※骨接触率:骨が線維組織を介さず、インプラントに直接接する比率
イメージ:疑似体液(SBF)浸漬における、HAコーティング表面構造の経時観察

陽極酸化処理(Anode Oxidization)

陽極酸化処理によって、表面に130nmの酸化層を施しました。口腔内で審美的な調和が図れるなど、優れた特性を持っています。
イメージ:酸化層断面の模式図

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