
サーモグラフィーのような人体の体温検知は、熱源から放射される赤外線をレンズで集光し検知しています。
これにより、非接触で温度分布を観察することができるため、過熱検知や空調最適化、車内置き去り検知など、様々な応用が可能です。
また、夜間や暗所での監視も可能であるため、セキュリティ分野にも利用されています。
しかし、通常のガラス材を用いたレンズは赤外線の透過率が低いため、シリコンやゲルマニウムといった赤外透過材料を用いたレンズが必要になります。
京セラでは長年培ったノウハウにより、赤外透過材料でも高精度に加工することができます。
赤外線観察について、ご相談やお見積りのご依頼も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。