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ニュースリリース

生産技術開発機能を結集し、ものづくり力の強化を図る

京セラ滋賀野洲工場に新棟を建設

 
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京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)は、生産技術開発機能を滋賀野洲工場に結集し、各事業部門の連携強化によるものづくり力の強化と、次世代を担う技術者の育成を目的に、「野洲開発センター(仮称)」の建設を決定しましたので、お知らせいたします。

野洲開発センター.jpg野洲開発センター(仮称)完成予想図

近年、事業環境が大きく変化するなかで、製造現場においても、AI・ロボット等の活用による生産性向上や品質改善、カーボンニュートラルへの対応、デジタル技術やデータ分析技術を活用できる人材の育成といった課題への対応が求められています。

当社においても最先端の製造技術の開発、生産プロセスを自動化・最適化したスマートファクトリーの実現、技術者のスキルアップとデジタル人材の育成、技術ノウハウの共有化など、生産技術開発力の底上げが必要となっています。

このような背景から、各拠点の生産プロセスに関わる技術者を集め、部品事業におけるコア技術や製造プロセス開発の強化、スピードアップを図るとともに、生産技術部門や各事業部門の技術者間の共創や情報共有、技術者のトレーニングの場として、滋賀野洲工場内に新たな施設を整備することとしました。

野洲開発センターは6階建ての計画で、1階から3階までは、試作現場として、成形、分散・混合、焼成、レーザー加工といった部品製造に必要なコア技術、製造プロセスや設備の開発、カーボンニュートラル達成に向けた製造工程の最適化などを行います。また、4階から6階までは、オフィスや共創カフェ、新人技術者の研修スペースとし、スマートファクトリーに必要なDX知識を有した技術者の育成にもつなげていきます。

さらに、野洲開発センターと、国内にある3つの研究開発拠点(みなとみらいリサーチセンター、けいはんなリサーチセンター、きりしまR&Dセンター)との緊密な連携により、京セラグループのものづくり力の強化を図ってまいります。

■ 新棟の概要

名称

京セラ株式会社滋賀野洲工場 野洲開発センター(仮称)

所在地

滋賀県野洲市市三宅800

投資総額

約130億円

建築面積

4,871 m2 (鉄骨、6階建)

延床面積

26,766 m2

建設計画

着工:2023年8月 操業:2025年4月予定

主な開発内容

部品事業におけるコア技術・製造プロセスの開発、

自社生産設備の開発・製作など

記載されている内容は、報道機関向けの発表文章であり、発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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