THE NEW VALUE FRONTIER
キャリア採用サイト
募集職種 ENTRY

2015年入社 研究

前職では有機ELディスプレイの画像処理技術開発などを担当。現在は京セラで、部署のリーダーとして車載カメラ向けの画像認識に関する研究を行いながら、AIラボ画像処理研究課の責任者として、多くの研究者を取りまとめている。

人の役に立つ画像認識技術を
もっと世の中に広めたい。

研究所の立ち上げから参画し、
リーダーと課の責任者を兼任。

私が立ち上げ段階から所属している京セラのソフトウェア研究所は、部品からシステムまで、京セラが扱う全てのソフトウェアに向けて、技術を提供することを目的とした研究組織です。エネルギーマネジメントに関して研究する「システム研究部」、AI(人工知能)/IoT(モノのインターネット化)と画像処理に関して研究する「AIラボ」、そして「企画部」の3部門から構成され、今後の京セラの事業成長を支える部門として、全社から期待を寄せられている部署です。
「AIラボ」の画像処理研究課に配属された1年目に担当したのは、インクジェットプリンターの表示技術に関する研究開発です。私がこれまでに培ってきた技術を活かしながら、リーダーとしてチームをまとめる役割を果たしました。2年目からは、車載カメラ向けの画像認識に関する研究開発のリーダーとして、車両前方の映像から人や車を認識する技術開発に従事。同時に課の責任者として、画像処理技術全般の研究テーマのマネジメント業務も行っています。

希望していた車載カメラの研究開発を通じて、技術者としてステップアップを。

私は学生時代も前職も、ディスプレイの画像処理に関する研究開発を行っていました。しかしながら、実際はカメラの中でほとんどの画像処理が施され、ディスプレイでできる画像処理は限られています。また、今後ニーズが高まるAIが認識するための画像においては、表示の必要すらありません。そのため、私は、画像技術の研究者として、カメラの側に関する技術も身につけたいと考えるようになりました。そういった意味で、表示技術と車載カメラの技術を持つ京セラは、私の経験が活かせて、将来も見据えることができる理想的な会社だったのです。
現在は、車載カメラ向けの画像認識に関する研究開発が完了したばかり。ディープラーニングなどのAI技術を使いながら、暗い場所でも人や物を認識するカメラの開発ができました。熱望していたカメラの側に関する研究開発でしたが、未経験のため不安もありました。しかしリーダーとして1年間取り組んでみて、想像以上の成果が出せたことに驚くと同時に、技術者としての幅が広がったという自信にもつながりました。

人の手による学習作業をなくして、
画像認識技術をもっと身近なものに。

AIの画像認識技術に使用するディープラーニングは、大量の学習用データを集めてひとつひとつ人の手でコンピューターに教えていく必要があります。この大変な作業を、今後はできるだけ簡易化し、最終的には人の手で教えなくても機能する画像認識技術を実現させたいと考えています。その技術があれば、今まで活用できなかった場面や、私たちが想像できないようなことにも画像認識技術を役立てることができるはずです。例えば、車載カメラでは、走行している地域や国が変わっても機能するようになり、工場内のカメラでは、大量の画像を集めにくかった欠陥品の分類なども容易になります。技術的なハードルは高いですが、やらなければいけないし、必ず実現できると信じています。
また、社外の企業や研究機関とのコラボレーションにも挑戦するつもりです。すでに、車載カメラ向けの画像認識に関する研究開発チームから、部署として初めて3本の論文を発表しています。いただいたフィードバックを技術に活かすこともできたため、社外の人たちとの関わりの中でこそ生まれる発展にも期待しています。

ABOUT KYOCERA

マネジメントの経験を通じて、
人のために働くことを意識するように。

初めてといえば、チームや課のマネジメントも、京セラに入社して初めての経験でした。チームでは5名、課としては14名の組織をまとめていますが、特に課の責任者としては私が知識を持っていない分野のテーマを研究するチームも含めたマネジメントを行うため、技術的なことやモチベーションのコントロール方法はまだまだ勉強が必要だと感じています。この現在進行形の挑戦を続けながら、組織をさらに大きくしていきたいです。
また最近は、自分のためというよりも、人のために働くことを強く意識するようになりました。それは、京セラフィロソフィの中で「世のため人のために尽くす」という考えを掲げている京セラに入社したことや、マネジメントする立場になったことがきっかけだったと思います。お客様のため、同僚のため、事業部の仲間のため、家族のため。自分に関わる全ての人に良い影響を与えられる人間になれるよう、これからも努力し続けていきます。

PICK UP 横浜ライフ

通勤が快適で、
子どもとのお出かけも楽しい。

横浜地区は、都内への通勤と比べ、満員電車に遭遇することもほとんどなく、通勤が快適なことがメリットです。私はバス通勤をしていますが、毎日座って通勤できています。週末は家族でショッピングセンターに行って買い物をしたり、「四季の森公園」という大きな公園でゆったり遊んだりして過ごすことが多いです。また「よこはま動物園ズーラシア」には、年間パスを買った方が良いのでは……と思うほど頻繁に通っています。オフの時間を家族と楽しく過ごすことで、オフィスワークで溜まった疲れを癒しています。

  • キャンプ場へお出かけ

  • 自然を満喫

  • 家族で山下公園へ

ENTRY

募集職種はこちらからご確認ください。