2016年入社 機構設計
オーディオメーカーでAVアンプ、AVレシーバー、CDコンポといったオーディオ製品の機構設計に携わった後、京セラへ。車載カメラ事業部に所属し、自動車に搭載されるリアビューカメラの機構設計を担当している。
未来の自動運転技術を支える、
安全で高品質なカメラを設計。
ABOUT KYOCERA
京セラの品質への厳しさが、
技術者としての成長の糧となる。
京セラに入社して驚いたことは、品質に対する基準の厳しさです。エンドユーザーの安全性を考えて、自動車業界は全体的に厳しい規格を設けていますが、京セラは社内でより厳しい規格を設けています。それは、ひとつの事業部の小さなミスが、会社全体の信用損失につながり、会社にとって大きな損害になる可能性があるという考えに基づいているからです。年々厳しくなる規格を、ギリギリではなく大幅に超えるように設計し続けることは、正直なところなかなか大変です。しかし、その壁を乗り越えていくことが技術者としての成長の糧となると信じて、楽しみながら取り組んでいます。
京セラフィロソフィには「ベクトルを合わせる」という言葉があり、実際に皆の気持ちをひとつにしようという社風があります。幅広い業界からさまざまな技術を持つ人たちが集まっていますが、「妥協することなく圧倒的に品質を上げていく」というベクトルは同じ。京セラの仲間たちとだからこそ叶えられる品質は、私の誇りです。
生活がしやすい、落ち着いた環境。
横浜の気に入っているところは、とても落ち着いた住環境です。快適なので、休日はだいたい自宅や近所でのんびりと過ごしています。とはいえ、横浜の中心地や東京都心にもアクセスしやすいので、ときには夫婦で買い物に出かけたり、中華街で食事をしたり、東京観光をしたりすることもあります。どちらにせよ、夫婦でゆったりしたり、ふらりと散歩をしたりすることが、忙しい時期も気持ちよく仕事に取り組める秘訣です。
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横浜の大観覧車
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中華街のシュウマイ
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横浜マリンタワー
トレンド調査から、設計、
部品づくり、検証までを幅広く担当。
人の命を預かる車載カメラだからこそ、
すべてのパーツに安全性の根拠が必要。
技術者として次のステップへ。
提案力のある製品づくりにも挑戦したい。
また最近は、より高性能な車載カメラが安く求められる傾向があるのですが、そのニーズに応えるだけでなく、例えば、「見たことがないほど小さい」、「どれだけ熱くなっても壊れない」など、自動車メーカーが思わず欲しくなるような製品づくりにも挑戦したいです。そして、他のメーカーの二番煎じではなく、業界のトップを走れるようなものづくりができる技術者になりたいと思います。