THE NEW VALUE FRONTIER

多様な人材と働き方

さまざまなバックボーンをもつ社員が、各フィールドで自分らしく活躍

WORK_STYLE 女性の視点を活かし、国を超えて活躍していきたい。

profile

内野 広絵
UCHINO HIROE
本社
半導体部品セラミック材料事業本部
笑顔の内野 広絵さんの写真

幼少期を海外で過ごして培った英語力と、外国語大学で学んだ韓国語のスキルを活かして働くことをめざし、京セラに入社。国内をはじめアメリカ・韓国市場担当として営業経験を積み、現在の部署には社内公募を利用して異動した。仕事終わりに大好きな韓国ドラマを見て一息つくのが日課。現在は海外出向に向けて、中国語の習得にも挑戦中。

笑顔の内野 広絵さんの写真

UCHINO HIROE’S
WORK LIFE LOG
私のワークライフログ

内野 広絵さんのワークライフを時系列にイベントごとに充実度を表したグラフ。詳細は下記。
  • 京セラ入社

    希望していた携帯電話分野での、社会人生活がスタート。海外ではなく国内営業配属となり少し落ち込みました。でも、上司に「国内市場は海外への第一歩」と教えられ、まずは営業力を極めようと決意。

    2012年 充実度50%
  • 現場営業を担当

    営業の後方支援業務を経て、現場を任されるように。「内野さんがいるから」と思っていただけるようなきめ細かいフォローを心がけ、お客様との信頼関係を築いていきました。

    2014年 充実度80%
  • アメリカ市場を担当

    念願だったアメリカ市場の担当をすることになり、モチベーションも急上昇。時差や言語・文化の違いといった壁にぶつかりながらも、常に大きなやりがいを感じていました。

    初めて新製品の担当に

    大手キャリア向け新製品の営業兼企画開発を担当。社内上層部へのプレゼンで「売れなかったら、自分で売り込みに行きます!」と宣言してしまうくらい、全身全霊を傾けていました。

    2016年 充実度100%
  • 韓国市場を担当

    大学時代に学んだ韓国語のスキルを活用できるとあって、やりがいは大きかったです。ただ現地代理店と本社、双方が納得できる対応を行う難しさに悩んだ時期でもありました。

    2017年 充実度90%
  • 半導体セラミック部門へ異動

    携帯電話のベースとなる部品の営業にも関わりたいと思い、社内公募に挑戦。新入社員の気持ちで一から勉強し直しつつ、今までの営業経験を活かした独自の意見を持つように心がけていました。

    2018年 充実度80%
  • 中国への長期出張

    既存顧客のフォローアップのため、中国へ長期出張。目が回るように忙しい1ヶ月間で、知識・対応力の未熟さを痛感することになりましたが、その分、経験と度胸が身に付きました。

    2019年 充実度80%
  • 中国への出向が決定

    出向を打診され、二つ返事で「行きます!」と答えていました。国は違っても“人間関係づくりが一番の営業方法”という信条を糧に、お客様に信頼される存在になりたいと思います。

    2021年 充実度90%

TURNING POINT 私のターニングポイントは…

海外出向が決まったこと

海外で働きたいという自分の希望が叶ったことはもちろん嬉しいのですが、私が海外に行くことが、京セラで活躍する女性社員の指針のひとつになるといいなと思っています。帰国後は女性ならではの視点や海外で得た知見を活かして業務を行い、「私もあんなキャリアを歩みたい」と思ってもらえるような人間をめざしていきたいです。

着物を来て微笑む内野 広絵さんの写真

MY RULE.01 仕事のマイルール

考えや文化の違いを理解し、尊重する。

外国籍の後輩や同僚も多いので、自分の考えを押し付けないようにしています。文化や考え方の違いを念頭に置き、何かを教えるときは目的や理由をしっかりと説明。それでも問題が起きるときは、お互い納得いくまで対話を重ねてから、前に進めることを大切にしています。

MY RULE.02 くらしのマイルール

仕事とプライベートのオンオフはきっちりと。

仕事モードとプライベートモードを、完全に分けるのが私のモットー。終業後はすぐに仕事道具を見えないところに片付けて、大好きな韓国ドラマを見るのが平日のルーティーンです。しっかりメリハリをつけているからこそ、仕事も遊びも全力で楽しめるのだと思います。

coworker’s VOICE 同僚からヒトコト

内野さんは部署内でどんな存在ですか?

エネルギッシュな内野さんは、部署内の中⼼的存在。率先して⾃分の意⾒を述べつつ、みんなの発⾔にもしっかり⽿を傾けて、いつもテキパキと仕事をこなされています。海外の現地法⼈からも頼りにされている姿をみていると、⾃分も頑張ろう!という元気がもらえます。パワフルさに加え、繊細な気配りの⼼を持っておられるのも、内野さんのいいところ。周囲の⼈の些細な変化に敏感で、私が少し悩んでいた時には真っ先に声を掛けてくれて、親⾝に話を聞いてくれました。本当に尊敬できて、⼼の⽀えになっている存在だと思います。

広がり育つD&I ~内野さんの今~

取材から2年。そのあいだにどんな変化があったか、
2023年時点での内野さんを追加取材してみました。

仲間達と食事を楽しむ内野 広絵さんの写真
仕事の今 WORK NOW

2021年7月から上海に拠点を置くKCSTに出向。女性営業職が多かったり、ママ社員のほとんどがフルタイムで働いていたり、3月8日の国際女性デーには会社が半休になったり……。女性活躍が当たり前な文化に、刺激をもらっています。言語や考え方の違いで壁にぶつかることもありますが、KCST初の女性出向社員として応援していただけていることが、困難に立ち向かうモチベーションに。仕事もプライベートも後悔のないよう、中国生活を駆け抜けたいです!

暮らしの今 LIFE NOW

休みの日は中国語の勉強をしたり、水泳大会に出たり、博物館や美術館、上海の観光地に出かけたりしています。半導体セラミック部門を超えた他部門のKCST出向社員との横のつながりを大切に、食事をすることも多いです。私と同じく初の女性出向者として働く他社の女性との出会いを大切に、仲良くなった友人たちと、中国国内旅行やご飯にいくことも楽しんでいます。