THE NEW VALUE FRONTIER

多様な人材と働き方

さまざまなバックボーンをもつ社員が、各フィールドで自分らしく活躍

WORK_STYLE 研究職から、企画職へ。
業務の変化とともに、広がった世界。

profile

吉津 広樹
YOSHIZU HIROKI
経営推進本部
メディカル事業開発部
本社
スーツで微笑む吉津 広樹さんの写真

筋ジストロフィを抱えていた弟の存在がきっかけとなり、医療関係の仕事を志すように。大学では生体材料研究に従事し、2009年にJMM(現・京セラメディカル事業部)に入社。研究、薬事、事業開発と、さまざまな部署を経験するなかで業務の幅と自身の視野を広げる。社内のスタートアッププログラムでは、実体験を生かした「患者家族の不安相談アプリ」を提案。子どもたちとゲームで遊ぶのが、週末の楽しみ。

スーツで微笑む吉津 広樹さんの写真

YOSHIZU HIROKI’S
WORK LIFE LOG
私のワークライフログ

吉津 広樹さんのワークライフを時系列にイベントごとに充実度を表したグラフ。詳細は下記。
  • JMM入社

    入社後、希望通り研究部に配属されました。大学でもずっと研究を行っていたので、業務に対して戸惑うこともなく、ただ純粋に楽しんでいたと思います。海外向け製品の研究を担当していて、グローバルな仕事に携われている実感が、モチベーションになっていました。

    2009年 充実度80%
  • 薬事部へ異動

    担当していた研究が中止になり、同じ時期に薬事部への異動が決定。大きなショックを受けました。しかし実験室にこもっていた生活から、他部署の方々とも連携するような業務が増えたことで、人と関わる大切さを実感。それがやる気にもつながっていきました。

    2011年 充実度20%
  • マーケティング部へ異動

    対外的な仕事が増え、より自分の世界が広がっていった時期。慣れてきた薬事の仕事を離れる不安もありましたが、全国各地で行う営業方法のレクチャーや、医療関係者に製品の説明を行うセミナーを任されたことで、コミュニケーション能力と度胸が養われていきました。

    2017年 充実度50%
  • 事業部室へ異動

    新規事業の企画に携わり、0から1を生みだす仕事ができることにわくわくして、一気にモチベーションがアップ。企画を考えて上司に提案し続けていました。

    2019年 充実度80%
  • 「0→1」の難しさを痛感

    やる気だけで企画のノウハウがなかった私の提案が通るはずもなく、上司からの厳しい意見に意気消沈。しかし同時に、経験豊富な上司が極限まで悩みながら新しい事業を考え出す姿を見たことで「自分も頑張ろう」「やりきろう」という気持ちを抱くように。

    2019年 充実度20%
  • スタートアッププログラムに参加

    新しい価値観を世の中に示したい、事業を創造したいといった、同じ志を持つメンバーとの交流がいい刺激になりました。コロナ禍であっても対面でのディスカッションを心がけたり、「患者家族の不安相談アプリ」提案にあたって、自分から家族会の方にアポを取ったり。能動的に人と関わっていく動きを通じ、またひとつ自分の殻を破れたように思います。

    2020年 充実度50%
  • 経営推進本部へ異動

    現在は「デジタル運動療法サービス」の事業化を目指して奔走中。十数年間、さまざまな部署で得た経験を生かせていること、子どもの頃リハビリを頑張る弟を見て思った「医療に貢献したい」という気持ちに直結するような仕事をできていることに、喜びを感じています。

    2022年 充実度80%

TURNING POINT 私のターニングポイントは…

チャレンジを、諦めなかったこと。

異動のたびに業務の幅・関わる人の属性・自らの視野を広げてきた経験が、今の私を形づくっています。未知への挑戦は、苦労の連続。それでも挑戦を続けられたのは、亡くなった弟の存在が大きいのかもしれません。彼がいたからこそ自分は医療に関わる仕事を選びましたし、苦労があっても「それがなんだ」という気持ちを燃やしながら、自分の中の多様性を広げるチャレンジに、挑み続けられたのだと思っています。

三人の子どもと吉津 広樹さんの写真

MY RULE.01 仕事のマイルール

相手との違いを「体感」すること。

障がいを持つ人と一緒に横断歩道を渡ったときのこと。青信号なのに渡らないので、なぜかを尋ねると、「すぐに赤になるかもしれないから、次の青信号を待って渡るんだ」と教えてくれました。自分と違う考えに耳を傾けるだけではなく、時には体感して理解していく。それが自分の考えを広げるきっかけになると思っています。

MY RULE.02 くらしのマイルール

聞き流さずに、話に向き合うこと。

小学三年生の長女と小学一年生の双子の父として、子どもたちの話をきちんと聞くことを心がけています。他愛のない話に見えても、子どもにとっては重要なことかも、と意識して最後まで耳を傾け、自分なりの感想や意見を伝えるのがマイルール。自分の言葉が、少しでも子どもたちの力になるといいなと思っています。

coworker’s VOICE 同僚からヒトコト

吉津さんは部署内でどんな存在ですか?

いつも素敵な笑顔の吉津さんですが、実は複数の顔を持ち合わせた方なんです。高い洞察力と分析力を兼ね備えたスマートな頭脳の持ち主であり、常に新しい情報やアイデアを求めて全国各地を駆け巡る知的好奇心の塊のような一面も持っています。そして難しい案件にも決して臆することのないチャレンジ精神、そんなさまざまな顔を持ったとても魅力的な方なんです。そんな吉津さんと一緒に仕事をすることで、私はいつもその人柄に癒されると同時に、彼の探究心からたくさんの刺激をもらっています。