ディスプレイ
ヘッドアップディスプレイ用LCD

ヘッドアップディスプレイ用LCD

京セラの考える
将来のヘッドアップディスプレイ用液晶ディスプレイの形

ヘッドアップディスプレイの進化

ヘッドアップディスプレイ(HUD)は、現在はフロントガラスへ虚像を投影しています。近い将来、拡張現実化(AR化)が進み、道路へ虚像を投影していく事が予測されています。これは虚像を道路へ表示する事で、ドライバーの視線移動をより小さくし、運転の安全・安心を高める事が出来るためです。さらに将来では前方に見える風景(市中空間)にアラート情報やナビゲーションを投影する開発も行われています。

ヘッドアップディスプレイの進化

ヘッドアップディスプレイの進化に必要な液晶ディスプレイを開発

HUDがドライバーの安全・安心を高めるデバイスとして進化していく為には、キーパーツである液晶ディスプレイも性能向上が必要不可欠です。当社は、より明るく、よりきれいな、より高耐久なディスプレイを開発し、将来のHUDに見合う製品を提供します。

  1. より明るい表示(直射日光下での視認性向上)
    2022年1月時点で業界トップクラスの透過率をさらに改善し、AR化しても明るい表示が可能になります。そのため直射日光下でも鮮明な表示が実現でき、視認性を向上できます。 (※当社調べ)

    より明るい表示(直射日光下での視認性向上)
  2. よりきれいな表示(夜間の視認性向上)
    コントラストの低いディスプレイを用いると、ポストカード効果と呼ばれる表示周辺の白抜けが見えてしまい、表示品位を損ねます。特に、夜間に顕著に表れる現象で、これを抑制するため、私たちは高コントラストのHUD用ディスプレイ開発を行っており、白抜けを抑えることで、きれいな表示を達成できます。


    よりきれいな表示(夜間の視認性向上)
  3. より高耐久な製品(高温時の見栄え/耐久性向上)
    一般的な液晶ディスプレイよりも100倍以上明るい光源を必要とするHUD、とくに将来のAR化に向けて、より見やすい表示が必要とされ、ますます明るい光源が使われるようになります。そのため、時には100℃を超える環境になることも想定され、ユニットの放熱設計が重要であると共に、使用されるディスプレイ自体の耐久性も高くする必要があります。ディスプレイは高温環境下ほど表示品位が低下しますが、当社は高温でも表示品位/耐久性を維持したディスプレイを開発しています。(下図は、イメージ)


    より高耐久な製品(高温時の見栄え/耐久性向上)
ヘッドアップディスプレイに最適な、高性能/高耐久なディスプレイの標準品を用意しています。
標準品のスペック資料を用意していますので、以下ダウンロードリンクよりお問い合わせください。

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