異種格闘技戦'25参加登録サイト

「戦う」とは何か──勝敗を分けるための行為なのか、信念を貫くための営みなのか。それは本当に必要なのか、意味はあるのか。

　11月28日（金）、京セラみなとみらいリサーチセンターで開催される「異種格闘技戦’25」。テーマは「人はなぜ戦うのか～その先にあるものは？～」。

　ニュースの最前線を歩んだキャスター、五輪で頂点を目指したメダリスト、消費者心理を分析するマーケター、国防に従事した元空佐、生命科学に挑む医学者、国際社会で文化の交差を見てきた教授──異なる領域で闘いを経験してきた6人が集い、それぞれの視点から問いをぶつけ合う。ビジネスの世界もまた、日々の戦いである。市場での競争や利害の調整は、しばしば激しく、時に厳しい。しかし京セラ創業者・稲盛和夫は「全従業員の物心両面の幸福を追求し、人類・社会の進歩発展に貢献する」という理念を掲げ、戦いの目的を利己ではなく利他に置いた。

　もし戦いが、人を傷つけるだけのものではなく、社会をより良くするための営みであり得るなら──その意味は大きく変わるだろう。

　議論の場で明らかになるのは、戦うことの本質とその必要性、そして戦いを価値あるものに変える条件である。観客は受け身ではいられない。あなた自身の「戦う理由」、そして「どのように戦うべきか」という問いに向き合うことになるだろう。