Japan
オープンイノベーションアリーナ
京セラけいはんなリサーチセンターは、素材・部品、デバイスなどの研究開発部門が集結した中核拠点です。ここでは先進マテリアルデバイス研究所を組織の核に、京セラの目指す未来を実現するため12のコア技術と3つの要素技術の進化発展に取り組み、京セラ内に広く提供して貢献するとともに、これらの新たな組み合わせで新商品開発に取り組んでいます。 建物は上空から見るとカタカナの「コの字」の形をしており、中央部が共用施設が集まる管理棟、東西にそれぞれ実験棟を備えています。また京都、大阪、奈良を結ぶ関西文化学術研究都市に立地し、グループ内の関連部門や近畿・九州の研究開発部門と密接な連携を保ちながら、システム・ソフトウエアの研究開発の中核拠点 京セラみなとみらいリサーチセンターや社外パートナー様との連携を活用するオープンイノベーションを促進させ、事業の成長と社会 の進歩発展に貢献します。
1Fには、エントランスに続くロビーフロアと「Camphora:カンフォーラ」(=クスノキ)と名付けたオープンスペースがあります。 クスノキは、当社の創業者である稲盛和夫の出身地、鹿児島県の県木であり、枝葉はよく茂り、病虫害が少なく、生育しやすくて長命のため、巨木に育つことでも知られています。 「私たちの研究開発もクスノキのように、大きく育つように」という願いが込められています。今後オープンイノベーションなどのイベントを開催する場としても利用される予定です。
「Camphora:カンフォーラ」 の向かい側には個別に打合せ可能なレセプションルームがあります。 レセプションルームのドアの色は、各階のイメージカラーです。写真手前から藍(5F)、弁柄(4F)、孔雀緑(3F)、京紫(2F)、山吹茶(1F)で、けいはんな(京都、大阪、奈良)にゆかりのある伝統色を各フロアのイメージに合わせて配色しています。 また、けいはんなにちなんだイラストも描かれているので、何が描いてあるのか想像するのも楽しいと思います。
京セラけいはんなリサーチセンター1Fの一部と、2Fから5Fにかけては社員専用のセキュリティスペースになっています。
3F管理棟部分には先進マテリアルデバイス研究所の所員の執務室があります。座席はスタッフ部門を除いてフリーアドレスを採用しており、研究所所員間の部門を超えた情報共有と自主的なコミュニケーションを重視しています。技術事務所内にはフリーアドレスの共有ワーキングデスクの他に、個人作業用にスタンドアローンなワークスペースや、ミーティングスペースも多く備えています。また、ミーティングルームには開放的なガラス張りを採用して情報共有と防音のバランスをとっています。
4Fにはカフェテリアに併設された図書室があります。文献調査やディスカッション、集中して行いたい思索などを、ストレスなく効率的に行える工夫が盛り込まれています。図書や文献の入れ替えや管理、デジタルアーカイブ等の検索エンジンの整備などは専門スタッフが担当して、所員の顕在/潜在ニーズに対応しています。 管理棟の東西にあるのが実験棟です。フロアごとに分かり易くカラーリングされており、廊下の両側には各研究部門の実験室が並んでいます。
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