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オープンイノベーションアリーナ

独自の圧電セラミック技術により音が歯を通じて伝わる歯ブラシ「Possi」

京セラは、オープンイノベーションによる新規事業の創出を加速するため、2018年よりソニーが展開するスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム「Sony Startup Acceleration Program(以下SSAP)」の社外向け案件第1号として、ソニー本社内に設けられた社外の新規事業プロジェクト用の専用スペースに入居し、製品開発に取り組んでまいりました。
このたびの開発品は、ソニーがSSAPを通じて提供するスタートアップの事業化のための体系的なノウハウや知見をベースに、京セラの有する高いセラミック技術とライオンのオーラルケア製品に関するノウハウを融合しています。また、ソニーのクリエイティブセンターによるデザイン協力や、Possiをテーマとした楽曲などにより、実用性に加えてエンタテインメント性を兼ね備えた製品となっています。子どもが嫌がる歯磨きを親子で楽しめる時間に変える、新たな価値を提案します。

「逃げる・噛む・暴れる・口を開けない」… 嫌がる子どもの歯磨きを変える歯ブラシです。

特徴

キーとなる「圧電セラミック素子」技術とはどのようなものか

セラミックのなかには、押圧すると電気を発生させる性質を持つものがあります。そのようなセラミックを圧電セラミックといいます。圧電セラミックに電圧の変化を与えると、それに応じて圧電セラミックが変形します。この性質を用い、電気の振動を音に変換する圧電セラミック素子を構成することができます。京セラでは、電気の振動が素子表面の振動に効果的に変換されるよう、材質や構造について独自の設計をしています。たとえば、薄い圧電セラミックを何層も重ねて高積層とすることにより小型サイズを実現しています。

「Possi」には、京セラの小型、高積層圧電セラミック素子がブラシヘッドの部分に搭載されています。圧電セラミック素子がブラシを振動させ、歯にあたったブラシから骨を通じて音が耳に伝わる仕組みになっています。

さらに、ブラシヘッドに収まる圧電セラミック素子に加えて、ボディに搭載されたデジタル駆動アンプ(高品質なサウンドを実現するCRI・ミドルウェア社の「D-Amp Driver」搭載)により、クリアに音が聴こえます。

以下に製品事例を紹介いたします。

製品事例

Possiの使い方

使い方はシンプル!

1. スマートフォンをPossiにつなげて
2. スマートフォンで曲を再生して
3. 磨くだけ

子どもと一緒に曲を選んで歯磨き

自主的に歯磨きしたくなるように、子どもの好きな曲でプレイリストを作ってみよう。

ブラシを噛んだら音をストップ

ブラシを子どもが噛んでしまったらミュートボタンで音をストップして、「ブラシ噛んだから音止めちゃったよ」と言ってみよう。すると噛んでもすぐ口を開けてくれるので、ブラシが長もちします。

ほかにも、「圧電セラミック素子」技術は、京セラ製の携帯電話・スマートフォンに搭載されている「スマートソニックレシーバ」にも用いられています。「スマートソニックレシーバ」ではディスプレイ部を振動させて耳に直接的に音を伝えます。
今後も、これまでの経験をもとに、「圧電セラミック素子」技術のさまざまなイノベーションへの展開が期待されます。

                        ※「Possi」は、京セラ株式会社の登録商標です。
                        ※「D-Amp Driver」は、株式会社CRI・ミドルウェアの登録商標です。