

製品と向き合い、解析から改善へ
自分で考え成果へ導く
- 課題解決型インターンシップ
- 技術コース 学部 / 学科・専攻:自然科学研究科 理学専攻
- 実習テーマ:
- 車載用セラミックパッケージの製造工程改善
私は車載用セラミックパッケージの製造工程改善を行いました。
「モノづくり」には、予測できない問題が発生することがつきものです。私が実習で取り組んだのは、問題が発生した製品と向き合い、改善につなげるアプローチをすることです。走査電子顕微鏡やX線分析を用いて、その製品の形状や成分にどのような問題が発生したのかを解析しました。小さくかつ高性能な部品を作るための複雑な製造工程がある中で、解析結果からどの工程に問題があるのかを予測し改善につなげることができます。実習の中で、実際に解析し問題があると予想される工程を抽出できた際は大きなやりがいを感じることができました。技術者としてお客様に高い品質の製品を提供するための考え方、また自分で考える面白さを学ぶ有意義な実習となりました。
実習中は、定時後、チームの方々と食事へ行きました。
少し緊張していたのですが、みなさん気さくに話しかけてくださり、楽しい時間を過ごしました。当時の責任者の方から、技術的なことだけでなく社会人としての在り方や、京セラの考え方を熱く語っていただきました。次の日には先輩社員の方々に高千穂牧場に連れて行っていただき、のどかな温かい休日を過ごしました。社員一人一人を大事にされていること、人と人との繋がりが強いことを実感しました。実習を通して、この風通しの良さ、京セラの温かさを実際に肌で感じることができたことは京セラを志望する大きなきっかけになりました。
学生のうちはすでに市場に出回った製品に触れる機会しかないと思います。
私も以前、社会に出るとはどんなことだろう、メーカーって実際どんな仕事をしているのだろうと漠然としか考えることができなかったことを覚えています。実際に京セラのインターンシップでは「モノづくり」のリアルな現場にふれることができます。なにより、そのモノづくりに携わる方々の様々な視点からのお話を伺うことは大きな刺激になります。京セラは自分の仕事に誇りをもった熱い社員の集まりです。技術面はもちろん、社会人としてどうあるべきかどう考えるべきか、背負う責任の大きさなど学生のうちでは感じることができないものを学ぶことができます。優しい先輩と会話する中で、外では知れない京セラの良さを感じてください。皆さんの参加をお待ちしています!!
