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今までにない自由度の高いデザインに!

 
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布地に色模様を染色することを「捺染(なっせん)」と言い、この染色工程で「版」と呼ばれる、染める色ごとに分けた型紙のようなものを使う方法を「アナログ捺染」と言います。このアナログ捺染は版を作る必要があるため、使える色数が限られてしまい、服のデザインを考える上での制約となっていました。また今までは、たくさんの色を使ったデザインの時は、1着ずつ描き染めていくという、オートクチュールのような作り方しかできませんでした。
 
「もっとデザインに自由度を持たせたい!」というデザイナーの思いから、使える色数の上限がなく、パソコンやタブレット端末で描いたデザインでそのまま染色することができる「デジタル捺染」という方法を使い、今までにないデザインの洋服がつくられました。
 
この洋服を作ったのは、ナチュラルフェミニンな大人女子に向けたファッションを展開する「KATHARINE ROSS(キャサリンロス)」と、『デジタルと手書きの融合』をコンセプトに、アートを取り入れた生活雑貨を創る「CruXpark(クラックスパーク)」
 
実は、今回の染色には京セラのデジタル捺染向けインクジェットプリントヘッドが搭載された捺染機を使い、新しいデザインの実現に貢献しています!
 
今回の作品をデザインしたCruXparkの羽野さんからは「デザインで苦労した点は、KATHARINE ROSSというブランドの色と私の作風をどのようにして表現するかでした。淡い色彩を出すのに何度も打合せし、花柄の配置などにもこだわりました」とのお話しをいただきました。
 
◆ KATHARINE ROSS「イラストレーターserihanoコラボ シャツ」
https://ikg-crossing.jp/topics_detail.html?info_id=13595&condition=B:KATHARINEROSS
 
◆ インクジェットプリントヘッドの詳細はこちら↓
https://www.kyocera.co.jp/prdct/printing-devices/inkjet-printheads/index.html